竹内ゼミ 「ライブコマースの利用意向やイメージに関する調査」の紹介
『女子目線』のデータサイエンス:「ライブコマースの利用意向やイメージに関する調査」の紹介
※行動計量学ゼミ(竹内ゼミ)では、女子目線で気になった統計調査?統計データを読み取り、現代社会の動向?傾向を紹介していきます。
第 16 期生 松本真結
今回、私は、ライブコマースの利用意向やイメージに関する調査についての記事を選びました。ライブコマースとは、“ライブ配信”を視聴しながらそのまま商品を買うことができるサービスのことです。今回ご紹介する調査は、株式会社マクロミルが運営する市場調査メディア HoNote と翔泳社(MarkeZine)が共同で 2019 年に全国の 15-49 歳の男女に、ライブコマースの利用経験と購入経験の有無を尋ねた調査(株式会社マクロミルと翔泳社(MarkeZine)の共同調べ)です。
調査の結果ですが、視聴経験率は 19%、商品の購入経験率は 3% であることがわかりました。さらに、これまでの利用経験は問わず全体に利用意向を尋ねると、ライブコマースを「使いたい」人は 24%、「使いたくない」人は 39%、残りの 37% は「どちらともいえない」でした。使いたいと答えた人は、リアルタイムで質問や購入が出来ることや、商品理解の深さを利点として考えていて、それに対して使いたくない人は、ライブ配信者に対する信用がない?サービスの仕組みがわからない?通信量と無駄遣いによる金銭面で不安を感じている人が多いことがわかりました。
これらのことから、2017 年にライブコマースが行われるようになってから 2 年経っているが、ライブコマースを使って買い物をした経験がある人は 3% にとどまっていているため、マイナスなイメージを持つ人が多いのではないかと考えました。
この調査は足球现场直播,大发体育在线拡大前のものなので足球现场直播,大发体育在线の影響でどのように変化したのか知りたいと感じました。しかし、今でもマイナスイメージを持っている人も多いのではないかと思うので、不適切なコメントへの対策や、販売商品の審査の徹底が必要なのではないかと考えました。
その他、調査の図表、詳細等につきましては下記の参考文献をご参照ください。
参考文献:
マクロミル?翔泳社(2019)
ライブコマースの利用意向やイメージに関する調査、市場メディア HoNote、
https://honote.macromill.com/report/20190925/。
(最終確認日:2021/11/16)。