「Meaning from meaningless/意味ないものから意味をつくり出す」 ?7月24日開催オープンキャンパス報告
7月24日(日)のオープンキャンパスでは、椎原教授が学科での学び紹介を解説。また、美学美術史学科オリジナルコンテンツとして、下山教授が体験型のアートワークショップを実施しました。多くの受験生と保護者の方にも参加いただき、美学美術史学科の魅力を知っていただきました。
直前に拡大してきたコロナ禍にもかかわらず、大変多くの方に来ていただきました。
せっかく来ていただいたのでこちらも感染対策を万全に、まずは椎原教授による「学科での学び紹介」です。
「美学美術史」は高校までに学習したことのない分野である上、高校までとは違う自主的で深い学び方など、皆さまが疑問に思う点をわかりやすくスライドに従って解説しました。特に実際に現地に足を運び「現物」を見ることの重要性や、言葉にできない価値を「言語化」し、さらに「文章化」して「相手に伝える」ことの大切さなどご理解いただけたのではと思います。
次に学科コンテンツとしてデザイン実技担当教員の下山によるアートワークショップを体験していただきました。色紙を大小にちぎって隣に回し、手元に残った色紙片を何かに見立てコラージュを制作するという一見簡単そうな内容ですが、意外に深く、皆さまには大変熱心に取り組んでいただきました。とても素敵で面白い作品がたくさんでき上がり、最後には全員で作品を鑑賞し合いました。
普段、自分達がいかに無意識のうちに価値観を固定されてしまっているか、という概念を揺さぶるコンテンツの体験から、皆さまからは、
「ワークショップ、とても楽しかったです。」
「短時間でしたが楽しかったです。」
「何かを想像して何かを作ることが面白かったです。」
「作品を作って鑑賞することもとても楽しく入学したいと思いました。」
「何も無いところから意味を見出すという学びがとても興味深かったです。SDGsについても、美術的観点から触れることができると知れて視野を広げることができた気がします。」
といったご意見をいただきました。
そのままではゴミのように見える色紙片もストーリーや秩序を与えることで新たな価値を与えることができます。このことはSDGsのキーワード「誰一人取り残さない(Leave no one behind)」につながる考え方です。このように美学美術史学科では、美術を通しての社会とのつながり方や、新たな価値を創造していくことについて学修していきます。
皆さん是非いらしてください、お待ちしております!
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