機関リポジトリ紹介
機関リポジトリ(Instituitional Repository,IR)とは…
大学など学術機関の研究成果を電子化し、収集?保存?配信するインターネット上のアーカイブ(*1)で オープンアクセス(*2)推進のための事業のひとつ。主に大学図書館によって設置?運営されています。
リポジトリに期待される効果とは…
多くの学術機関で機関リポジトリの設置が進み、ネットワークが形成されることにより、無料でアクセス
できる学術論文が大幅に増加することが見込まれています。
また利用者はリポジトリにアクセスすることを通じて、大学から発信される研究成果を有効活用できます。
リポジトリにアクセスするには…
機関リポジトリ設置大学は各大学の図書館ホームページよりアクセスできます。本学もリポジトリ運営機関です。
先生方の論文はもちろん、先輩方の博士論文、貴重な特殊コレクションも一部公開しています。
↓そのほかCiNiiや契約データベースなどの検索結果一覧に機関リポジトリのアイコンが出たらクリック。
公開先のホームページに遷移します。
本学契約データベース一覧はこちら
さまざまな学術論文に無料でアクセスできる機関リポジトリ。
みなさんの調査?研究にどんどん役立ててください。
次号以降で「データベース検索結果からリポジトリにアクセスするには」等
より具体的にリポジトリ活用法についてご紹介します。どうぞご期待ください。
*1アーカイブ:公文書、古文書等の貴重書を未来に伝達すること。日本では一般に
書庫や保存記録と訳されることが多い。
*2オープンアクセス:インターネットを介して誰もが学術情報にアクセスできること。
【参考資料】
「学術情報流通と大学図書館」(017.7/N71)
「変わりゆく大学図書館」(017.7/I91)
「現代の図書館」 Vol.52 No.4