日野市子ども包括支援センター「みらいく」のオープニングイベント ~日野市との連携
6月29日(土)には、2024年6月に本格開所した日野市子ども包括支援センター「みらいく」のオープニングイベントが開催されました。日野市から依頼を受け、このイベントに日野キャンパスの生活文化学科、食生活科学科、現代生活学科の学生約40名がボランティアとして参加しました。
この日は、のべ400名の乳幼児や小学生、その保護者が来館し、スタンプラリーを楽しんだのですが、学生たちは、各学科の専門性を発揮し、9つの遊びブースの企画、運営を行いました。生活文化学科では「魚つりをしよう」「ぺたぺたさんパズルで遊ぼう」「たべもの玉入れ」「KAPLA何本積めるかな?ギネスにチャレンジ!」の4ブース開設と、パネルシアタークラブによる公演をしました。
どのブースも賑わい、来館者の笑顔溢れる一日となりました。終日忙しかった学生たちは、口々に「疲れた!」と言っていましたが、疲れと同時に充実感に満たされたことも間違いないでしょう。「また機会があれば参加したい」とメッセージをくれた学生が何人もおり、教員としても嬉しい気持ちでいっぱいです。
実は、生活文化学科幼児保育専攻では、5~6月に保育所(3年次2週間)や幼稚園?小学校(4年次4週間)実習があったため、準備が慌ただしくなってしまいました。それでも、さすが保育技術を身に付けた学生たちだけあって、「魚の中にぺたぺたさん(「みらいく」イメージキャラクター)も混ぜて、釣れるようしたら楽しいね」「動物たちの口に食べ物を入れてあげる玉入れにしよう」等、あっという間に遊びの具体的なイメージを立て、楽しい遊具を完成させました。
保育者?小学校教員を目指す幼児保育専攻の学生にとって、保育?子育て支援の現場に出向き、現場のニーズに即したボランティア活動を実践できることは、保育?子育て支援の現状を理解したり、保育者?教員としての専門性を向上させたりする上でとても有益です。加えて、実践女子大学日野キャンパスの複数学科が結集して盛り立てた今回のイベントは、各学科の強み、特長が存分に発揮された貴重な機会となりました。
(文責:井口 眞美)