【生活心理専攻】「生活心理演習(大学から社会へ)」で企業訪問
「生活心理演習(大学から社会へ)」は、生活心理専攻3年生を対象とした企業研究?企業訪問のための講義です。事前にHP情報、新聞記事や有価証券報告書などを活用して企業研究を行います。履修生が訪問希望する企業に教員が依頼をかけ、承諾いただいた企業様に順次訪問します。当日は、日常業務で忙しいにもかかわらず、貴重な機会を提供くださったことに対する感謝の気持ちを込めて、全員が1つ以上質問する、というスタイルで行っている授業です。
本学では今年度からクオーター制が導入されたことにより、5月末に2日間、予備日が設定されました。企業見学で履修生全員を一斉に引率するには連続2コマの空きがあることが必要ですが、3年生になると必修授業が多くなく、時間割は学生それぞれ異なりますので、これまでは日程調整が困難でした。それが今年は5月末に動ける、ということで、早々に準備を進めました。
5月30日(木)、午前はVISAワールドワイド?ジャパン(以下、VISA。於:丸ビル)、午後はSMBC日興證券立川支店(以下、SMBC日興證券。於:新丸ビル)に訪問の機会を与えていただき、履修生全員で企業訪問をしてまいりました。
VISAでは、Visaデビットを事例にクレジットカードの仕組みについてご講義いただいた後、マイナビニュース社と共同開発された金融教育ツール「お金の達人一首」を4人1組で体験し、その後、質疑応答という流れでした。この授業では、冒頭と締めの挨拶は学生さんに任せていますが、今年度初めて、英語による冒頭挨拶を行いました。
午後のSMBC日興證券では、金融?証券業界についてわかりやすくご講義いただいた後、映像配信用スタジオや金融市場マーケティング部を見学させていただき、質疑応答という流れでした。午前の訪問で「MTGに出席するために、それぞれ貴重な時間資源を提供している。参加者が自由に発言して初めて会社の業績に貢献できる」といった趣旨のお話や、友人たちと「丸の内」というオトナのオフィス街でランチをしたことが効を奏したのでしょうか、午後はいつものように積極的な質疑応答が出来ていました。
お忙しい中、貴重な時間を私どものために割いて頂きましたVISAワールドワイド?ジャパン、そしてSMBC日興證券の皆様には、この場をお借りして心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
(文責:髙橋 桂子)