【幼児保育専攻】国際図形教育学会への参加
私は4月23日から26日までフランスのランスで行われたThe 26th ICMI STUDY: ADVANCES IN GEOMETRY EDUCATION (数学指導に関する国際委員会の研究:図形教育の進歩)に参加してきました。
今回の学会の参加者は100名以下に設定されていたため、提出した論文が受理されるか心配しましたが、無事受理され参加することができました。
会議には世界の国々から研究者80名ほどが集まりました。
私たちのグループは10名ほどで、 特にSpatial Reasoning(空間認知)やProof Instruction (証明の指導)の研究についての発表と議論が行われました。私は空間認知を育む5歳児の幾何学玩具での遊びについての実践を発表しました。図形教育に特化した会議であったため、グループでの議論や全体での講演を聞いてこれまでの自分の研究をさらに深めることができました。
写真は会議後にランスの街をみんなで散策した時の1枚です。(後ろで手を広げているのが私です。)毎回、国際会議に参加して思うのは女性の研究者が男性と同じくらい活躍しているということです。日本でももっと女性の研究者が活躍できるようにならないといけないと思っています。
(文責:渡辺 敏)