創立120周年イベント 「実践女子学園フェスティバル(J-フェス)」参加
5月11日、12日と開催されたJ-フェスに、生活文化学科は「生文カフェ&けん玉体験-日野と繋がる 日野で学ぶ-」をテーマに出展しました。両日共に多くの方に立ち寄っていただきました。
カフェ店頭では、授業やボランティアでお世話になっている地元?日野市の障害者就労支援施設「わーく?わーく」のクッキーやパウンドケーキを主に販売しました。東ティモール産のフェアトレードコーヒーも淹れたてを飲んでいただき、いずれも売れ行きはまずまずで、何よりも「美味しいです」という言葉が嬉しくもありました。店内では、卒業されて何十年という方々がコーヒー片手にお話をされている中に加えていただき、学園に纏わる思い出話のお裾分けをしてもらいました。
また、障害のあるお子さんの発達支援プログラムとして、カルピスづくりを通したコミュニケーションの促進方法について開発研究を行ってきた長崎ゼミでは、アサヒグループホールディングよりカルピスの提供を受け、販売しました。カルピスの売り上げは全額、福祉施設に寄付することになっています。
カフェ内に展示し、また、お客さまにお配りしたのは、生活心理専攻の教員が各自の専門分野をもとに作成した、ユニークなメニューと、「広がる!けん玉からの学び」と題し、けん玉でどのような遊びや学びが可能かを幼児保育専攻の教員が各自の専門性から提案し、作成したランチョンマットです。
12日には、オープンキャンパスも同時開催され、学科説明、模擬授業を受けた参加者がけん玉体験コーナーや生文カフェに足を運んでくれました。在学生とコーヒーを飲みながら、歓談し、学科のことを知っていただける絶好の機会になったのではと思っています。
来場者の皆様、ありがとうございました。(田中正浩)
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~けん玉チャレンジ~
Jフェスにおける学科ブースの一角では、「けん玉チャレンジ」と題して何人の方が大皿に球をのせることができるかに挑戦していただきました。
最初は、「けん玉なんてできな~い」と敬遠していた中高生、「学童でやっていたから得意!」という小学生、初めてけん玉にチャレンジしてくれた大学生など、幅広い年齢の方がたくさん挑戦してくれました。また、保護者やOGの皆さん、教職員のみなさんも懐かしそうにけん玉を手に取って参加してくれました。中でも、初めてけん玉を手にした小学生の男の子は、コツを掴むまで黙々と1時間近くチャレンジし続け、最後には何回も成功することができました。成功した時の男の子の達成感に溢れた満面の笑みは、周りで見守っていたお母様を始め、私たちの心を温かくしてくれた瞬間でした。
2日間で約450人の方がチャレンジしてくださり、『けん玉』を通して伝承遊びの楽しさとともに、多世代交流?異年齢交流の重要性を改めて実感することができました。(島﨑あかね)