家庭科教員免許取得予定者による第1回情報交換会を開催しました
生活文化学科生活心理専攻では、認定心理士、社会調査士などの資格に加えて、教員免許「家庭」(中学?高校)が取得出来るという特色があります。毎年、何人かは中高の免許を取得し、教員採用試験に合格して教諭として教壇に立って活躍しています。
この5月22日(水)、昼休みの時間、本年度教育改革事業経費を用いて、家庭科教員免許取得希望者を対象とした「第1回情報交換会」を実施しました。登壇者は、まさにこれから教育実習が始まるという4年生。参加者は1年生と2年生、15人強と教員4名でした。内容は、教職課程の履修はどうなっているのか、多くが再履修となる授業には、どのような対策を立てればよいのか、教職免許の取得と就活をどう両立させるのかなど、多岐にわたりました。
今年度の4年生は、1年次に教員免許取得を希望した方がほぼ残ったという歩留率の高い学年です。キーワードは「団結」。学科内だけでなく、学科を超えて免許取得希望者が相互に協力しあい、励ましあって、頑張ってきたようでした。下級生からの質問も授業以上に活発で、双方にとり実りある情報交換会となりました。
第2回目の情報交換会は、教育実習から戻ってきた7月に実施します。教育実習の実態、教育実習で学んだことや対処に困ったことなどを話してくれる予定です。
このような試みは、4年生の協力がなくては成立しません。今回の情報交換会は、教員からの提案ではなく、4年生たちから「教員免許取得に関する情報を、直接、下級生たちに伝えたい!」との熱い想いがあって開催の運びとなったものです。向学心に溢れ、情報を共有し、他者とあたたかい関係を築く能力を備えた彼女たちは、仕事でいかなる場面に遭遇しようとも、くじけることなく、持ち前のレジリエンス力で頑張っていけることを再確信しました。幸多からんことを!
(担当:髙橋桂子?細江容子)