【幼児保育専攻】前期の授業紹介
8月も残すところ僅かとなりました。
大学では夏休みの半分が終わり、後半に入りました。
今回は、幼児保育専攻の前期の授業の様子をご紹介したいと思います。
1年生「保育活動の実際b」(造形表現)
14回の授業の中で、複数の壁面製作や造形遊びを行いました。その中で、2つの活動風景についてご紹介します。
まずは、こいのぼり製作です!
学生にも子どもにも身近である茶封筒と紙皿を使って、クレヨンや折り紙といった教材で装飾しました。
今回は学生が製作するということでカッターを使用して様々な模様にも挑戦しました。
(子ども達が活動する時には、カッターを使うのは危ないため、
先に切り抜いておき、色をつけるだけでも十分に楽しめる活動です)
最後に10人ほどのメンバーで共同製作をし、板ダンボールに封筒のこいのぼりを貼り付け、その周りを装飾しました。
「○○ちゃんのもぐらかわいいね!」「私は太陽を作るね」など声を掛け合いながら、楽しんで製作している様子が伺えました。
ただ製作活動を楽しむだけでなく、なぜ"子どもの日”や“こいのぼり”があるのか等といった由来の意味も学ぶことができました。
壁面は図工室に飾ってありますので、ぜひ覗いてみてください!
続いては、ポシェットとカメラ製作です!
自分だけの探検ポシェットとカメラを製作しました。
側面はカラーペンや折り紙、お花紙で装飾し、肩掛け紐は好きなリボンを選んで付けました。
実際にポシェットとカメラを持って、外に出て探検ごっこもしました。
カメラでつつじのお花を覗いたり、空を写したりして、まるで子どもに戻ったかのように探検を楽しむ姿が見られました。
作って終わり…ではなく、自分で作ったものを身につける嬉しさ、更にそれが遊びへと発展し楽しめることができるというポイントが大切ですね。
ポシェットとカメラは、Ⅰ館1階の廊下に飾ってありますので、ぜひこちらも覗いてみてください?
2年生「子どもと表現」(表現活動)
こちらの授業では、傘を使ってお話作りをしました。
各グループごとにテーマが決められており、そのテーマを含んだ物語を製作、傘には物語の情景をカラーペンやスズランテープ等を使って装飾しました。
製作した傘を使ってお話を語る時は、傘の下から懐中電灯で光を照らし、暗い部屋の天井に絵柄を映し出しました。
また、楽器で音を入れることで、更に物語に奥行きがでるよう工夫しました。
物語というと絵本や紙芝居といったよくある教材を思い浮かべがちですが、今回、傘一つでも物語が作れることを新たに学ぶことができたかと思います。
作成の様子などは、オープンキャンパスにて動画を流していますので、ぜひいらした時にはご覧ください!
3年生「子どもの食と栄養」(離乳食実習)
3年生の授業では、実習や就活に向けてより実践的な内容の授業が増えていきます。
ここでは、離乳食実習の様子をお伝えします。
乳児の発達段階に沿って、食材の形や味付けなどを考えながらグループで作りました。
食材をすり潰したり、とろみをつけたりと…とろみをつけるのにもお粥を使ったり、出汁を加えたりと様々な方法があることを知ることができたかと思います。
また、出汁の取り方も鍋で沸かす方法だけでなく、茶こしに鰹節を入れ、ポットのお湯を注いでとる方法など、簡易的なやり方も知ることができました。
最後は、自分達で作った離乳食や市販の離乳食を試食しレポートにまとめました。
今回、離乳食を作ることや食べたりすること自体が初めての学生達でしたので、良い学びの機会になったのではないかと思います。
4年生「赤十字幼児安全法支援員養成講習会」
4年生は毎年赤十字の講習会に参加し、安全法を学び主格を取得しています。
その様子をご紹介します。
講習会は7月と8月に計2回に分け実施されました。
講習会は2日間におよぶ長丁場でしたが、幼児に特化した応急手当てや救急法、AEDの操作についてもしっかりと学ぶことができたかと思います。
当日は、日本赤十字社の指導員の方々がいらし、丁寧に指導してくださいました。
将来、現場で子ども達に何か起きた時には、先生が責任を持って助けなければなりません。
その時にこのような資格があり、習得しておくことはとても大切だと思います。