授業紹介!「グローバル?アート?スタディズf—クリエイティブ?ライティングで磨く日本語力と感性」(2年生~)
書くことの心理的ハードルを下げ、「明確で伝わる文章」を目指します。①日常のコミュニケーションに必要なメール文、②大学生に不可欠なアカデミック?ライティング、③就活準備としてのビジネス日本語の3つがターゲットです。4人の学生が授業を振り返りました。
学生のコメント
●授業で一番印象に残っていることは?
いずみ:自己PR。自分を一方的にアピールするのではなく、企業が求める人物像に照らして行う
のが自己PR。戦略が必要だと気づいた。
えりか:私は企業の内部が見えたSWOT分析。複眼的な分析に正直驚いた。
な な:教授へのメールや就活時のメールの書き方は初めて学んだから新鮮だった。
寒天子:キャラクターを設定して書くクリエイティブ?ライティングは画期的だと思った。
えりか:私の場合、文章を書く行為自体、俯瞰的に見た経験が初めてだった。「伝わる文章って
何だろう」って、きちんと考えたことがなかったから、そこが新しかった。
いずみ:根本的なことに触れる機会って、今まであまりなかったものね。
な な:ブックレポートも、構成を考えて書くのは楽しかったし、学びにもつながった。
●授業を通して気をつけた点は?
えりか:根拠が重要だという点。自分がただ思っているだけじゃダメで、なぜそう思うのか理由
や根拠があれば、読む人を説得することができる。
いずみ:私も気がつくといつのまにか主観的になっていて、論理的に書けない時があった。いか
に客観的に書くかが大切!読み手の視点に立って論理的に伝えることにも気をつけた。
●就活やビジネス日本語については?
な な:授業でコミュニケーションを深める経験は、就活にも直結するんじゃないかな。
寒天子:そう。常識的なことを知らないと社会ではやっていけない。それが気軽に学べる授業だ
った。
いずみ:場に相応しい言葉遣いができないと、社会ではマイナス評価につながるものね。
えりか:教員や学芸員だけではなく一般職で就職する人も多いわけだから、ビジネス日本語を学
んだ上で就活に取り組む姿勢は大切だよね。
●受験生に一言!
いずみ:専門分野の知識は教養として役立つし、社会的な経験を積む授業もあるので、ぜひこの
学科に興味を持ってほしいです。
えりか:美術史に限らず、広い視野をもって多くのことが学べます。
寒天子:歴史や哲学なども学べ、美術について能動的に考えることができる学科です。
な な:社会に出ても恥ずかしくない知識が身につくので、ぜひ検討してみてください。
<担当教員から一言>
美術史や芸術専攻の学生はビジネス世界に対する抵抗感が強いのかと思いきや、就活に対してみなさん前向きでした。就活の安心材料として授業にビジネス日本語を取り入れてほしいという意見が多く、学生の本気を感じます。文章力は、人生を切り開いていく上で武器になります。感性をさらに磨き、洗練された日本語の使い手をめざしましょう。。