ららすたの活動
【本屋取材について(渋谷)】
「ららすた」本屋取材班の学生が、初めてとなる本屋取材に行ってきました。
書店への取材交渉から図書館内での取材報告の掲示作成まで、学生のみで行いました。
取材を行った書店は以下の2店です!
①双子のライオン堂
“双子のライオン堂”は、店主が高校2年生の時に思い立ち、ネット古書店から始まった多彩な専門家が選書した本を販売している書店です。『ほんとの出合い』『100年残る本と本屋』をモットーに、東京都文京区白山にてオープンし、現在は東京都港区赤坂に店舗を構えています。書店内の不定期イベントや同人誌販売は、実は来店客の提案から始まったもの。
取材では「選書者との出会い」、「選書専門店を開いての反響」などといった書店に関することや、「本屋さんを残していくには、電子書籍化についてどう思うか」などといった質問をし、書店の今後についての貴重なお話も聞くことができました。
②かもめブックス
神楽坂で約10年、書籍の校閲や校正をしていた店主が、矢来口にあった地元に愛された本屋の閉店をきっかけに始めた書店“かもめブックス”。従来の書店の新刊を優遇した売場とは異なり、「レコメンド/感動を伝える」「リマインド/感動を想起させる」を意識した売場を作っている書店です。本の特集や併設されているギャラリーの企画展も定期的に変わっており、「街が店を育て、店が街を育てる」という思いから、街に合わせて選書を行っています。
取材では、「カフェ、ギャラリーの併用の意図とは」、「校閲者だったバックグラウンドから、どのような書籍を選出しているのか」や「新刊にこだわる理由とは」といった質問をし、書店に関する様々な話を聞くことができました。
最後に、「ららすた」本屋取材班の学生にインタビューをしました!
Q.初めての企画になるこの「本屋取材」を企画した理由を教えてください。
本=難しそうというイメージを変えたいと思ったからです。
図書館の雑誌架に多くいる学生を見て、たくさんの人に本に親しみを持ってもらいたいと思い企画しました。
(大学 現代社会学科2年E.Tさん)
Q.本屋の取材候補が複数挙がっている中、この2店を取材先に選んだ理由はなんですか?
ふらっと寄れる本屋を取材することで、本に対して硬くて難しいというイメージを少しでも払拭できるのではと思い、地域に根付いている親近感が沸くような書店を選びました。
(大学 現代社会学科2年E.Tさん)
Q.企画から取材までを通して、大変だったことは何でしたか?
?自分たちの力で様々なことを進める必要があることや、実際に取材に行くと、その場で臨機応変に動く力が求められることが大変でした。
(大学 国文学科1年Y.Aさん)
?取材で伺った話をできるだけ簡潔にまとめつつ、その書店の魅力を伝えるにはどうすればいいか悩みました。
(短期大学部 日本語コミュニケーション学科1年R.Kさん)
Q.最後に、本屋取材に行った感想を教えてください。
?他の学生にどのようなことを知ってもらいたいかを考えながら取材を進めていくうちに、楽しいという気持ちに変わっていきました。店主の方の好意によって取材の機会を作っていただけたことに、本当に感謝したいです。
(大学 人間社会学科2年Y.Hさん)
?実際に大学の外へ出て、本に関わる方の話を聞くという貴重な体験ができてとても嬉しかったので、さらに積極的に実施していきたいです。
(大学 国文学科1年Y.Aさん)
?大型書店とは違い、アットホームな雰囲気でとても居心地がよかったです。本の並べ方も工夫されていて、新しい本を探す楽しみを感じました。
(短期大学部 日本語コミュニケーション学科1年R.Kさん)
今回取材した2店に女子大生におすすめの本も推薦していただきました。
本屋取材の報告や書店のおすすめ本は渋谷キャンパス図書館2階のエレベーター前に掲示していますので、皆さん、ぜひご覧ください!
本屋取材報告は第2弾もありますので、お楽しみに!書店へのインタビュー内容も掲載予定!