杏林大学井の頭キャンパスを見学しました
去る11月16日、三鷹市にある杏林大学井の頭キャンパス図書館にお邪魔しました。
【2016年4月オープン】
図書館は保健学部、総合政策学部、外国語学部の3つの学部棟で囲まれるように
キャンパス中央に位置しており、3つの入退館ゲートがあります。
これはどの棟からも平等にアクセスしやすくするためとのこと。
係の方の話によると、複数のゲートを持つ図書館はめずらしいのだとか。
2Fから4Fまで全3フロアから成る図書館。
椅子や机にブナの無垢材を使用しており、
全体的に明るく温かみのある雰囲気に包まれています。
学生の利用目的に合わせて使い分けができるように設計された各フロアをご紹介します。
【2F ラーニングコモンズエリア】
話し合いながら課題に取り組んだり、プレゼンテーションの練習をしたいときは2Fの【ラーニングコモンズエリア】を。
また同フロアには【リフレッシュルーム】というコーナーが
あり、雑誌や新聞を閲覧できるほか、飲食も可能です。
見学当日も多くの学生が利用していました。
現在、学生アルバイトが24人在籍し、書架整理等を担当。
また各自、POPを作成し、図書を紹介する【おすすめ本コーナー】にも取り組んでおり、紹介される本は課題作成の参考になる、
と学生たちに人気です。
【3F 人文?社会科学系エリア】
リラックスして読書、学習したいときは
3Fの【人文?社会科学系エリア】で。
エリア名にあるとおり人文、社会科学系の図書?雑誌があります。
明るい色の机や椅子で落ち着いて勉強できると
学生にも好評だそうです。
【4F 自然科学系エリア】
一方、集中してじっくり勉強したいときは
4Fの【自然科学系エリア】へ。
医学系図書、国家試験問題集等があります。
仕切り付き机を他フロアより多く配置することで
「個室感」を高めているそう。
渋めの書架の色に気分もぐっと引き締まります。
全体的な傾向として保健学部の学生は4F、総合政策学部、外国語学部の学生は3Fを
利用することが多いそうですが、どのフロアを利用するかはもちろん個人の自由。
学生たちは、目的やその日の気分に合わせて上手にフロアを使い分けているようです。
また杏林大学図書館と本学図書館は、大学図書館の相互協力の進展を図るために設立された
「東京西地区大学図書館協議会」に加盟しています。
図書館を利用するには資料の事前調査等手続きが必要になりますので、
ご希望の方はレファレンスカウンターまでご相談ください。