武笠 朗(文学部美学美術史学科教授 仏教美術史)
『鎌倉時代仏師列伝』
山本 勉 清泉女子大学名誉教授
武笠 朗 本学文学部美学美術史学科 仏教美術史
出版社:吉川弘文館(2023年12月)
院政期以後、仏師たちは院派?円派?奈良仏師の三派に分かれていたが、鎌倉時代には奈良仏師から慶派も生まれ、京都?奈良?鎌倉や地方の寺々で腕を振るった。
運慶?快慶?院尊?湛慶?隆円?善円ら39名の仏師をとりあげ、事績と作風の特徴を図版とともに解説する。優れた造仏の技量に加え、時代と社会のなかでの個性豊かな生き様に迫る。
■著者より
仏像を作る仏師も仕事をゲットするために苦労しています。その生き様を楽しんでください。
■目次
序章 鎌倉時代までの仏師の歴史
第1章 運慶派(慶派)
第2章 快慶派
第3章 院派
第4章 円派
第5章 善派
第6章 地方仏師