京都女子大学と連携?協力協定を締結!本学の大学間包括連携協定は、単一大学とは初めて(12/21)
本学と京都女子大学は12月21日(水)、連携?協力を深める協定書を締結しました。本学の締結した大学間包括協定は、単一の大学との連携は京都女子大が初めてです。締結式は、京都女子大学の同キャンパス(京都市東山区今熊野北日吉町35)で行われ、本学の難波雅紀学長と京都女子大学の竹安栄子学長が、協定書を取り交わしました。
連携?協力協定について
協定は、相互の人的?知的資源の交流を通じて、大学の教育研究活動の活性化や人材育成を目標に掲げました。再教育「リスキリング」やグローバル化など社会のトレンドも踏まえ、リカレント教育や国際交流も連携?協力対象に盛り込みました。
主な連携?協力についての事項は次の通りです。
(1)学生の教育?研究に関すること
(2)学術研究に関すること
(3)リカレント教育に関すること
(4)国際交流に関すること
(5)人材の育成に関すること
(6)施設?設備の相互利用に関すること
(7)その他両者が協議して必要と認める事項
難波雅紀学長の挨拶
「本学がどこを目指しているかを話させていただいて、挨拶に代えたい」と断った上で、以下のとおり挨拶をしました。
?本学では、学園中期計画(2022~2026)を掲げ、社会を改革し未来を切り開いていくグローバル人材を育成するという方針のもと、教育研究活動等を推進しており、今回の京都女子大学様との連携協定の締結は、様々な分野での連携活動の発展?展開が期待される。
?具体的な取り組みは今後検討になるが、例えばグローバル化の推進では、受け入れ留学生に京都での文化等の体験や学生間での交流の機会等が提供できればと考えている。
?また、本学は平成30年度私立大学研究ブランディング事業に「源氏物語研究の学際的?国際的拠点形成」が採択された。これは、源氏物語研究の学際的かつ国際的拠点としての地位の確立を目指すものであり、今後は日本文化の深い教養と発信力を備えた人材を輩出するというビジョンの実現に向けて、引き続き本事業をいっそう推進する計画としている。これらの日本文化を世界に発信することを通じた、連携した取り組みなどが期待される。
竹安栄子学長の挨拶
?本学の礎である京都女子高等専門学校は、甲斐和里子、大谷籌子、九條武子、さらに仏教婦人会員たちの女子高等教育への熱意と信念を原動力に設立された。実践女子大学の創立者である下田歌子様が女性のための教育機関の設立を強く願われていた背景に相通ずるものがある。当時の創設者の想いを共有する女子大学と連携協定を結ぶことができることを大変心強く思っている。
?女子大学における教育の意義をお互いに手を携えて社会に広くアピールしていくことができればと願っている。様々な意味や分野で密接な連携活動が展開できることを大いに期待している。