オクトーバーフェストで「TOYODAビール」満喫 地域や農村との交流を学生がプロデュース
日野市豊田発祥、多摩地域最古の地ビールとして名高い「TOYODAビール」を片手に、老若男女が楽しく交流して、地域の思いをつなぐ催し「オクトーバーフェスト2019 in カワセミハウス」が10月5日(土)、日野市立カワセミハウスで開かれました。本学と日野市が連携する地域活性化イベントで、今回で3回目。近隣の多くの家族連れや高齢者、子どもら約600人が会場を訪れ、のんびりと集い合う午後の時間を楽しみました。
オクトーバーフェストは、「地域のビールのお祭り」のことで、生活科学部現代生活学科の学生有志が実行委員会メンバーとして企画?準備から携わり、当日は約20人の学生が運営に参加。須賀由紀子教授のゼミの学生たちを中心にイベントをプロデュースしました。会場では、市内の自然環境団体や地域の自治会、地元商店などによるこだわりの模擬店やパネル展、スタンプラリー等を実施。また、学生企画により、本学学生のアカペラサークル「JAC」によるミニライブや、学生や日野市民有志が交流を行う新潟県十日町市松之山布川の農家の皆さんをゲストに、都市と農村をつなぐ持続可能な社会づくりを考えるトークイベントを特設舞台で行いました。子どもたちには、学生と一緒に作る「手作りキャンドルづくり」が今回も大人気で長蛇の列。最後に、この手作りキャンドルを並べてクロージングの点灯式を行い、地域への思いを深めました。
また、会場の一角では、雪深い新潟県十日町市松之山の山の清水と豊かな土壌を活かした棚田で採れた風味豊かな新米や秋野菜、漬物なども販売されました。布川地区は須賀ゼミと2015年夏から田植えや稲刈り、山菜採りなどを通じて交流があり、当日は布川地区の農家のお母さんら8人が上京。カワセミハウスに集う皆さんとの交流を行いました。大坪冬彦?日野市長も会場に来られ、参加団体の皆さんや学生たち、布川の皆さんとの交流のひとときを楽しみました。
子どもから大人まで、様々な人たちがなごやかに心ゆくまで思い思いの時を過ごし、地域の温かさを感じるお祭りとなりました。