「日本型金融リテラシー教育のあり方を探る」の国際シンポジウムを開催しました(12/1)
2019年12月1日(日)9時30分~16時、渋谷キャンパス503講義室にて研究成果公開促進費助成事業International Conference on Financial Literacy: Exploring the Japanese Style of Education for Financial Literacyを開催しました。
William B. Walstad (ネブラスカ大学リンカーン校教授)と山岡道男氏(早稲田大学名誉教授)の日米の基調講演に引き続き、次期学習指導要領で求められる「金融リテラシー教育」とは具体的に何か、教員を目指す大学生たちにはどのように教育すべきか、研究において深化させるための測定方法など課題は何か、などに関する発表、ディスカッションを行いました。
金融にはcultural contextが伴います。その国の在り方に基づく、無理のない形で研究?教育活動を展開させていくことが重要であることを再認識できた、とても有意義なシンポジウムでした。
アンケートより
?学習指導要領の改訂、18歳成人への移行で本テーマの重要性、意義などを理解しており、時宜を得た公
開シンポジウムでした。
?先生方のこれまでの研究成果をとてもコンパクトに、わかりやすく発表してくださいました。効率よく
良質の知識を吸収できたシンポジウムでした。ありがとうございました。
?高校生や大学生に、金融リテラシーに関して、どの程度、「自分事」として落とし込むことができるの
か、が重要だと実感しました。理解度のチェックに「図」を書かせるのは、大変興味深いです。
?ディスカッションはとても有意義でした。アメリカと日本の金融教育の違いについてよく理解できまし
た。
登壇者(登壇順)
William B. Walstad 氏(ネブラスカ大学リンカーン校教授)
山岡 道男 氏 (早稲田大学名誉教授)
栗原 久 氏 (東洋大学 文学部教授)
阿部 信太郎 氏(城西国際大学 経営情報学部教授)
髙橋 桂子 氏 (実践女子大学 生活科学部教授)
猪瀬 武則 氏 (日本体育大学 児童スポーツ学部教授)
山根 栄次 氏 (三重大学名誉教授)