本学女性キャリア形成研究所がベネッセとの共催で「ママtomoパパtomoカレッジ」を開催しました
9月24日(日)、渋谷キャンパスにて、本学女性キャリア形成研究所が(株)ベネッセコーポレーションたまひよ事業部と共同で「共働き家族の未来を創る」と題した「ママtomoパパtomoカレッジ@実践女子大学」を開催しました。午前は育休復帰後のママとパパ、午後は育休中のママとパパと対象を分けた二部制で実施しました。天気にも恵まれ、ママパパ390人、赤ちゃん133人の合計423人にご参加いただきました。
午前は、本学の細江容子教授による開会の挨拶に続き、研究所所長?広井多鶴子教授のオープニング講義「共働き家族のモヤモヤ解消!」、東京家政学院大学教授?酒井治子教授の「子どもが自分で食べたくなる! 和食ごはんとお箸」(農林水産省提供)、本学の非常勤講師も務める草川功先生(聖路加国際大学教授)による「子どもを伸ばす関わり方」(パパwith 赤ちゃん講座)、本学の須賀由紀子教授をファシリテーターとする「両立?先輩の24時間」(ママ講座)と、盛り沢山でした。
午後は、お茶の水女子大学大学院教授?石井クンツ昌子教授の「ポジティブ社会学から紐解く新しい家族のありかた」、ベネッセ教育総合研究所の渡邊直人氏の「子どもが大人になる未来予測、求められる力」、本学教授の山下早代子教授の「幼児期からの英語教育?」、「先輩ママパパトークセッション保活?園選び」と、たくさんの講座が展開されました。そして最後に主催者代表として本学の髙橋桂子教授が閉会の挨拶を述べて、無事、閉幕となりました。
このイベントには、本学の学生たちも運営の補助として参加しました。渋谷キャンパス前の六本木通りでのご案内や受付、ベビーカー置き場、エレベータ?エスカレータへの誘導、そして保育の「お助け隊」として授乳室や休憩室、講義室での赤ちゃん対応! 笑顔溢れる学生さんたちの対応ぶりに、来場者からお褒めの言葉も頂戴しました。また、生活環境学科3年次の学生がラベルをデザインしたミネラルウォーターも、かわいらしいと大好評でした。
イベント終了後のアンケートからは、「たいへん刺激を受けました。マクロ視点で子育て事情を理解しようとする考え自体あまりもっていなかったのですが、データや公表されている数字を正しく理解することで少子化への問題意識なども変わりました。エビデンスをもとに全力で励まされた気分です。通説として言われている育児への観念が打破されておもしろかったです」「抱っこ紐であやしながらで大変でしたが、参加してよかったです。」「とても勉強になりました。今後の育児は自分たちの常識にとらわれず、時代に合ったものにしていきたいと思いました。」「カレッジというからにはぜひ体系化していっていただきたいと思います。」などの声が聞かれました。