2016年度恵那市民大学連携講座を行いました。(10/8、11/5)
恵那市と実践女子学園は、本学の学祖である下田歌子の出身地が岐阜県恵那市岩村町であることのご縁から、相互の知的資源を活用し、教育、学術、情報、まちづくり等の分野で交流を深め、両者が共同して行う事業等の推進に寄与することを目的として2010年11月に連携協定を締結しました。その協定に基づき、2013年に恵那市民大学が開学してから毎年、本学の教員を講師として派遣しています。
2016年度は食生活科学科の松岡康浩准教授と佐藤幸子准教授の「食育講座」、美学美術史学科の仲町啓子教授の「江戸の文化講座」を開催しました。
10月8日(土)の「食育講座」は今年で3年目。スパイスとハーブを生活の中にどのように取り入れていくかを、講義と実習にて学びます。
今回は七味唐辛子がテーマ。七味唐辛子に用いられるスパイスとハーブの効能を学んだのち、七味唐辛子のブレンド体験をし、オリジナルの七味唐辛子を作りました。
実習ではスパイシーケーキと水餃子をつくり、自身でブレンドした七味唐辛子をかけて試食しました。
11月5日(土)の「江戸の文化講座」は、下田歌子と同郷の佐藤一斎が収集した書画を二巻にまとめた《名流清寄》を岩村歴史資料館からお借りし、10月に本学の香雪記念資料館で東京初の展示を行うことから、?名流清寄?に登場する文人大名と女性画家、特に本学の香雪記念資料館で所蔵している女性画家を取り上げ、佐藤一斎との交流と画家としての足跡を紹介しました。