【後期】幼児保育専攻の授業の様子
後期授業も間もなく終わりを迎えようとしています。
幼児保育専攻の授業では、演習科目の中で模擬保育や沐浴演習など、
いろいろな経験を通して多くの学びを得ています。
今回は、その一部の様子をご紹介したいと思います?
※どの授業も手指消毒や手洗いなど、コロナウイルス感染対策を徹底して行いました。
【1年生】
「保育活動の実際c」の授業では、グループごと「わらべうたあそび」を行い
子ども役と保育者役に分かれて実践演習を行いました。(一部紹介)
大人になってからではなかなか触れる機会が少ないわらべうたあそびですが、
一度覚えてしまうと、つい口ずさんでしまうなんてこともある楽しいうたあそびです。
学生たちも一人一人暗譜して、活動が楽しく展開できるように工夫している様子が見られました。
途中、先生からのご助言もいただき「おぉ~(そんな遊び方もあるのか!)」といった新鮮な表情が
なんとも1年生らしく清々しかったです。
これからもどんどん学びを深め、保育に必要な技術を習得していってほしいです!
【2年生】
「初等教科教育法(音楽)」での授業風景(一部)をご紹介します。
12月中旬頃、お箏の授業を行い、《さくらさくら》を実際に演奏する体験を通して、授業でどのような配慮が必要なのかを学びました。
その中で、柱を立てる際には、けがや破損を防ぐためにどこをどのように持つと良いのかや、どこを弾くかを分かりやすくするためには、どのような方法が用いられているのか、良い音を鳴らすためには、見本を見せるとともにどのような声かけをすると分かりやすいのか、などを確認していきました。
お箏に初めて触れる学生も多く、最初はなかなかきれいな音を出すことができず、弾く角度を変えたり、姿勢を変えたりと試行錯誤する様子が見られました。
先生からご助言をいただいたり、お手本を見せてもらいながら何度も練習するうちに少しずつ感覚をつかみ弾けるようになっていきました。
将来、小学校の教員としてお箏の授業をしたり、ゲストティーチャーの授業にかかわる機会があるかもしれません。
この授業で学んだことを生かして、児童とお箏の出あいを豊かにすることができるようになってほしいです。
【3年生】
「乳児保育2」での授業風景(一部)をご紹介します。
後期には、沐浴演習とわらべうたあそびの授業を行いました。
学生の中には今年度の保育園実習や施設実習で、初めて沐浴を経験した学生もいたかと思いますが、
ほとんどの学生が今回初めての経験だったようでした。
初めての沐浴は人形相手にも関わず、「どうやって持つの?!」「怖い~!」
「顔にお湯がかかっちゃった!」など、苦戦する様子や戸惑う様子も見られましたが、
先生にご助言をいただいたり、友達同士で試行錯誤を重ねながら、
少しずつコツをつかんでいった模様でした。
終盤では、人形に「気持ちいいね~」「きれいになったね」などど、声までかけられるようになり
まるで立派な保育者のような、母親のような姿でした。
そして、沐浴後には「サラダのうた」「かえるのうた」など、色んなわらべうたあそびを行いました。
本物の赤ちゃんに見立て、ゆっくり丁寧にやさしく、そして楽しく遊ぶ様子は、
学生自身がその世界観に入り込み、とても楽しんでいる様子が印象的でした。
今回の授業で経験したことを、ぜひ今後の実習や保育現場等で活かしていってほしいですね!