日本舞踊研究部がクロアチア?リエカ市の国際カーニバルに参加(2/21、23)
日本舞踊研究部が2月、クロアチア?リエカ市の国際カーニバルに参加します。訪問に先立ち、福田川崎市長から「かわさき国際友好使節」の認定を受けました。
かわさき国際友好使節(K.I.F.A)の一員としてクロアチア?リエカ市を訪問する本学の日本舞踊研究部の学生らが1月30日(木)、川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長からK.I.F.Aの認定証を授与されました。学生らは2月23日(日)に同市で開催される2020年インターナショナル?リエカカーニバルに参加、沿道の市民に日本舞踊を披露します。
K.I.F.Aとしてリエカ市を訪問する使節団は総勢約30人。本学の現役学生やOGがメンバーの日本舞踊グループ「若仁会」のほか、武蔵野太鼓保存会や日舞扇乃会など4団体で構成されています。認定式には、本学から若仁会の渡航メンバー16人のうち、学生?OGら10人が出席しました。
認定式は、市役所18階の大会議室で行われ、福田市長から「川崎市の文化大使として大いにリエカ市民の皆さんにアピールしてほしい」と激励を受けました。また福田市長は43年に及ぶリエカ市と川崎市の姉妹都市交流の歴史を振り返りながら、今回の訪問を契機にリエカ市民との交流がさらに深まり、川崎市のイメージアップにつながることを期待するとスピーチしました。
一行は、20日夜に成田空港を出発、翌日、首都ザグレブから港町リエカ市入りします。21日20時から、リエカ市、リエカ観光局が主催する日本文化を紹介するイベント「ジャパン?イン?リエカ」に出演。クロアチア文化センターのホールで現役学生5名が「千鳥の曲」を披露します。
23日正午からは、カーニバルのクライマックスのパレードに参加。学生らがリエカ市中心部に設けられた1.5キロメートルのコースを「花笠音頭」を踊りながら練り歩くとともに、途中、コース3か所に設置されたステージ前では「元禄花見踊り」を披露します。
リエカ市の国際リエカカーニバルは、中世から続くクロアチア最大規模のイベントで、ブラジルのリオ、イタリアのベネチアに次ぐ世界で3番目の規模のカーニバルとして有名です。リエカ市は2020年、クロアチア初の欧州文化首都に選ばれて注目度も高まっており、カーニバルは2020年欧州文化首都のオープニングを飾るイベントとして国内外から60万人以上の観光客、2万人以上の仮装したパレード参加者が見込まれています。