1?2年生向けキャリア支援「Jミッション」を今年も実施しました!
本学では、低学年向けキャリア支援を強化すべく、2019年度より企業や自治体との産学連携プログラム「Jミッション」を実施しています。
本取り組みは、大学1年生?2年生を対象に「良質な経験?学修の場」を提供することで、学びに対する意欲や自己肯定感の向上を目的としております。
「Jミッション」では、学生だけで構成されたチームで、企業や自治体からのミッション(課題)に取り組み、最終的には企業担当者の前で発表を行うというものです。
今回は、ビクターエンタテインメント株式会社様のご協力のもと、センチメンタルな音楽が若者に人気であり、フェスやライブに引っ張りだこの「ヤングスキニー」の冬フェスに向けたグッズ提案を行いました。
実践女子大学×ビクターエンタテインメント株式会社(2024年8月実施)
ミッション:
嘘だらけで矛盾だらけの日常を歌う平均年齢22歳、東京発?4ピースギターロックバンド
“ヤングスキニー”のオフィシャルグッズの企画?提案をしよう!
参加学生:30名
実施内容:
初日のキックオフでは、ビクターエンタテインメント様から、ミッションの説明や企業紹介を行っていただきました。ヤングスキニーのファンの方はお洒落な方が多い、グッズのネーミングはユニークなものが多い、ロゴはシンプルかつ1,2色であると展開しやすいなど、様々なヒントをいただきながら、各班どんなグッズが良いのか早速議論を進めました。
2日目は、各自温めてきた案をグループ内でまとめるワークが中心でした。この時点で仕上がっている班もあり、発表への期待がますます高まりました。
3日目の中間発表では、古着に合うワッペン付きのイヤーマフラーや、一定額ご購入された方に向けたくじなど、各班でまとめたグッズ案の発表を行いました。
ビクターエンタテインメント様から、「今の大学生の発表スキルが高く、堂々としていて大変驚いた。完成形に近い班も残り一週間でどのくらいレベルアップするか楽しみ。」との講評をいただきました。
その後、より冬らしいグッズを増やした方が良い、ファン層を考え「可愛い」より「かっこいい」に寄せた方が良いなどのアドバイスをもとに、最終発表に向けてグループワークを行いました。
最終発表の前には、企業見学にお邪魔させていただきました。
アーティストの配信スペースや、普段見る事の出来ないワークスペースを見学し、1?2年生は目を輝かせながら見学をしていました。
また、待ち時間にはビクターエンタテインメント様に直接質問に行くなど、発表をもっと良くしようという向上心に満ちあふれていました。
最終発表では、中間発表でのフィードバックをもとにロゴの配色を変更したり、幼稚園風のプラスチックコップ、ヤングスキニーのロゴをあしらったペットボトルホルダーなど様々なグッズを提案したりし、どの班も「商品化」を意識した、熱のこもったプレゼンテーションを行いました。コンセプトも、オンとオフを楽しめるよう、グッズらしいものから日常使いできるものまで幅広く展開されていました。
その後、ビクターエンタテインメント様により最優秀班の決定が行われ、5班の「オールドワイド」が最優秀賞に輝きました。
こちらは、ロゴに雪を散りばめた冬仕様かつ色も2色に抑え、既存の赤ちゃんのキャラクターを活かしたボアサコッシュの提案を行いました。他にも、過去にどのようなグッズが売れているかなど、詳細な分析とチラシを配り聞き手に分かりやすく説明しており、これらの点が評価されました。
初めて会う人同士で1ヶ月間ミッションに取り組み、最終発表ではどの班も素晴らしい発表を行いました。
【学生ライターの声】
この夏、3年生で学生ライターとして携わらせていただき、
1.2年生の取り組む姿勢に刺激を受けることができました。
また、エンタメ業界では音楽が好きという熱量だけでなく、エンタメを事業として考えられるビジネス視点も重要であると学ぶことが出来ました。
また、今回ユニークなグッズを数多く提案できたのも、学生が楽しんでこのワークに取り組めていたからだと感じました。
何事にも現実的な観点を持ちつつ楽しむということが大切であると学ばせていただき大変光栄でした。
【ヤングスキニーのプロフィール】
2020年に結成された、東京発、平均年齢22歳の4 ピースバンド。嘘だらけで、矛盾だらけな日常を歌う。
コロナ禍にかやゆー(G,Vo)が?#バンドメンバー募集?とSNSで投稿した事で集まったメンバーで結成されている。
2021年2月 ?世界が僕を嫌いになっても?のMVを公開すると、楽曲を使用した動画がTikTokで急増した。
2023年2月8日 ?らしく?にて、ビクター/スピードレコーズからメジャーデビューを果たした。
その後対バンツアーSOLD OUT、全国ワンマンツアーの開催、千葉市蘇我スポーツ公園で開催されたROCK IN JAPAN FESTIVAL2024に出演し、活躍の幅を広げている。
本学では、低学年向け就職支援を更に充実させるべく、学生の意欲に応じた支援を今後も充実させていきます。