日野市と連携!「(仮称)子ども包括支援センター『みらいく』」のロゴマークを本学の学生が制作!日野市とキックオフミーティングが行われました(11/9)
11月9日(水)、日野キャンパスで、「(仮称)子ども包括支援センター『みらいく』」のロゴマークの制作にかかるキックオフミーティングが開催されました。これは、日野市との連携の一環によるもので、当日は、日野市の職員方と本学名誉教授(生活環境学科)の髙田典夫先生、ロゴマークのデザインを担当することになった生活環境学科の学生2名らが出席。ロゴマークデザインの制作スケジュールや、デザインに必要となる基礎情報などを共有しました。
「(仮称)子ども包括支援センター『みらいく』」とは
本学園と日野市が2017年に締結した「子育て支援に関する連携協定」に基づき、日野市に無償貸与している神明キャンパスの一部に「(仮称)子ども包括支援センター『みらいく』」(以下、「みらいく」)。が新設されます。
すべての子どもの健やかな成長を切れ目なく支援する、子ども?家庭?地域の子育て機能の総合支援拠点として、東京都日野市が足球现场直播,大发体育在线5年度末頃にオープンする施設が「みらいく」です。そして、この度、日野市からの要請により本学の生活科学部生活環境学科の学生2名が、アドバイザーである髙田先生のもとで「みらいく」のロゴマークを制作することになりました。
なお、「みらいく」の中に開設される子育てひろばのデザインやプログラムを検討するワークショップには、生活科学部生活文化学科幼児保育専攻の学生が参加中。ほかにも、日野市主催の「こどもまつり」でのボランティアや日野市の子育てひろばでの実習など、本学と日野市はさまざまな連携を行っています。
キックオフミーティングでは、タイムスケジュールや「みらいく」のコンセプトを共有
この日のキックオフミーティングには、日野市子ども部子ども家庭支援センター長を務める正井暢子氏ら日野市の職員方、本学からは髙田典夫先生、ロゴマークのデザインを担当する生活環境学科の学生2名が参加しました。
まずは、タイムスケジュールや完成品の仕様の諸条件を双方で確認。その後、ロゴマークをデザインするにあたって必要となる「みらいく」の基礎情報を日野市側が提供しました。
「母親の妊娠期から子どもが18歳になるまで、その成長をワンストップで支援するのが『みらいく』の目的。既に、健康課母子保健部門と子ども家庭支援センター、発達?教育支援課のスクールソーシャルワーカーを一体の組織に改編して児童虐待への対応の充実を図っているが、『みらいく』はその拠点となる。『子育てひろば』や『子どもなんでも相談』『中高生専用の居場所』といった機能も提供する予定。ロゴマークのデザインは、誰もが安心して利用できる場所にふさわしく、日野市らしさが伝わるものにしてほしい。運営側としては、この取り組みが学生さんの学びにつながるよう務め、未来永劫、脈々と受け継がれるロゴマークが完成するよう支援していく」と説明しました。
なお、11月3日(木?祝)に生活科学部生活文化学科幼児保育専攻の学生らが参加した「『みらいく』に子育てひろばを設置するためのワークショップ」の成果についても、参考としてこの場で報告がなされました。
「良いものを作りたい」、髙田先生と学生が意気込みを示す
髙田先生は、「社会にどのようなインパクトを与えられるかという点を大切にし、街の風景の一部としてとけ込み、いつまでも人の心に残るもの、残したいと思ってもらえるものにしたいと考えながらこれまで多くの建築を手掛けてきた。建築はすなわち“人づくり”。今回のロゴマークについても同様に、生き生きとした良いものに仕上げたい。私の役割は、ちょっとした軌道修正だけ。学生のアイデアを尊重して応援してきたい」とコメント。学生たちも、「不安もあるし緊張もしているが、より良いものが作れるよう、アイデアや意見をすり合わせながら頑張っていきたい」と意気込みを語りました。
学生たちは、2023年1月末頃までにロゴマークのデザイン案を作成。同年4月末頃までに日野市と協議を重ねながらロゴマークの完成を目指します。さらに、足球现场直播,大发体育在线6年に計画されている「みらいく」の開所式には、学生と髙田先生も出席予定。ロゴマークのデザインに込めた思いや制作の過程について、市民を前に語る予定です。
学生と髙田先生とのアイデア出しMTGがスタート(11/18)
~机いっぱいに広がる学生たちのアイデア~
11月18日(金)、ロゴマークデザインを担当する生活環境学科の学生と髙田先生による初のアイデア出しミーティングが開催されました。学生からは日野市とのキックオフミーティングで得た情報や、学生が独自にリサーチした情報をもとに考えた10個のアイデアが提示されました。
学生のアイデアに対し、髙田先生からは「見る人にとって如何様にでも読み取れる、広がりのあるロゴマークに」というアドバイスとともに、短期間にもかかわらず多数の案を持ち寄り初回のミーティングに臨んだ学生たちに対して「初回にしては上出来!」と学生たちの頑張りを讃えました。
初校提出まで期間が約2カ月と短い中で、今後も定期的にミーティングを重ねながら、誰も予想できないようなワクワクするロゴマークを目指し検討を重ねていきます。