第22回卒業設計コンクール展(主催:埼玉県建築設計監理協会)で生活環境学科卒業生2名が入賞!(4/17)
生活環境学科の卒業生2名が在学中に取り組んだ卒業設計の作品が、埼玉建築設計監理協会主催の「第22回卒業設計コンクール」で入賞しました。
この設計コンクールは埼玉県内及び関東近辺の大学を対象に、次代を先取した意欲的な卒業制作を募集し表彰するもので、今年度は10大学41作品が集まりました。
本学からは3作品出展し、4月17日(日)に埼玉会館で開催された公開審査の結果、山岸幹子さんの作品「イヤホンで紡ぎ出す~歩みと共に広がる空間~」が埼玉県住宅供給公社賞を受賞。また、池田里穂さんの作品「エアプレーンサウンドスケープ」がさいたま住宅検査センター賞を受賞しました。
●埼玉県住宅供給公社賞
山岸 幹子さん
「イヤホンで紡ぎ出す~歩みと共に広がる空間~」
受賞コメント
制作過程では難しいテーマを自分に課してしまったために、悩み立ち止まる事も多かったのですが、その度に周りの方の協力や先生からの助言を頂き、何とか作品として作り上げることが出来ました。
この度思いがけずこのような賞を頂き、最後まで根気強く制作した甲斐があったと感じております。
コンクールでは、他大学の方の作品から多くの刺激を受け、建築の奥深さや面白さを改めて実感できる良い機会となりました。
●さいたま住宅検査センター賞
池田 里穂さん
「エアプレーンサウンドスケープ」
受賞コメント
この度、さいたま住宅検査センター賞を頂くことが出来ました。1年間最後まで諦めずに取り組んできたことが評価された事、大変嬉しく思います。
これを糧にして、社会に貢献していけるよう日々精進していく所存です。1年間ご指導してくださいました内藤先生はじめ生活環境学科の皆様、誠にありがとうございました。
内藤将俊教授からのコメント
本学の卒業生として初めて参加した、第22回卒業設計コンクールにおいて、建築学科の卒業制作が数多く出展された中で、池田里穂さんと山岸幹子さんのお二人が受賞をすることができました。
池田さんの建築は、自衛隊機の音と視覚的迫力に起因した4種のスペースを数多く計画し、それらを構成要素とした複合建築を生み出した、極めて独創的な作品であり、山岸さんの建築は、スマフォで音楽を聴きながらの生活が当たり前となった世代を対象として、イヤホンで情報をコントロールしながら使用する、未来の複合施設の在り方を提案した秀逸な作品となっています。
どちらもその創造性と学生としての努力量に高い評価を頂戴し、撤収作業中に多くの関係者の方々から驚きとお褒めのお言葉を頂けたことが強く印象に残っております。