本学学生が「MOS世界学生大会2020」エクセル部門国内予選で入賞
7月15日追記
株式会社 オデッセイ コミュニケーションズが運営するWebサイト マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）に笹目さんのコメントと写真が掲載されました。
表彰状を持ち喜びの笑顔の笹目楓さん
笹目楓さんコメント
この度は入賞という貴重な賞をいただき、大変嬉しく思います。就職活動で役に立つと思いMOSの取得の勉強を始めましたが、勉強を始めると、今まで知らなかった便利な機能を知ることができて、レポートや資料作成の時間が格段に速くなったと実感しました。
今後は、更なるスキルアップのために、エキスパートレベルにもチャレンジしていきたいと思います。
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6月13日掲載
米マイクロソフト社のパソコンソフトの操作?処理技術を学生が競う「ＭＯＳ（マイクロソフト?オフィス?スペシャリスト）世界学生大会２０２０」で、本学の生活科学部 食生活科学科 健康栄養専攻 ４年の笹目楓さんが、国内予選を勝ち抜き大学生?短期大学生のエクセル部門で入賞しました。昨年の２０１９大会の国内予選で、大学生?短期大学生のワード部門で入賞、さらに日本代表まで駆け上がった人間社会学部人間社会学科３年（当時）の福田夏代さんに続く快挙です。
食生活科学科 健康栄養専攻 笹目楓さん
年間２０万人超が受検、就職に有利と定評
ＭＯＳは、米マイクロソフト社製のパソコンソフトの操作能力を証明する国際資格で、文書作成ソフト「ワード」や表計算ソフト「エクセル」、プレゼンテーション用表作成ソフト「パワーポイント」などの機能の理解度や操作の正確性?速さが試されます。「スペシャリストレベル（一般）」と「エキスパートレベル（上級）」の２段階に分かれており、合格すれば事務?営業職の就職に有利と定評の資格です。
公式発表によれば、ＭＯＳの国内受検者は累計で４４０万２４３人（２０２０年２月２９日現在）に上ります。受検者は年々増加傾向にあり、２０１９年も年間２０万人以上が受験しました。（※）２０１９年１月16日現在の累計受検者は４２０万１０７人。
学生３万６千人超がエントリー
このうち、学生に限れば、ＭＯＳ合格者が出場を夢見る競技大会の最高峰が「MOS世界学生大会」です。今年も２０２０年８月に米国カリフォルニア州で開催予定の第１８回大会決勝を目指し、笹目さんを含む３万６千人を超える学生が３月に行われた国内予選にエントリーしました。２０２０年４月上旬の１次選考で入賞を決定、さらに４月中旬の２次選考を経て日本代表を決める仕組みで、日本代表に選ばれれば、憧れの加州アナハイムの決勝大会に進みます。
（※）世界大会は足球现场直播,大发体育在线感染拡大（コロナ禍）の影響で５月中旬、中止が決定しました。
エクセル部門ので上位２０人以内
笹目さんは全入賞者１８０人のうち、エクセルの大学?短期大学部門の上位成績者２０人（第１～３位各３人、次いで入賞者１７人）の一人に選ばれました。惜しくも２次選考で日本代表こそ逃しましたが、最終的に入賞者１８０人の中から日本代表に選ばれたのは６人にすぎず、エクセルの大学?短期大学部門からは１人だけ。選ばれたのは笹目さんと同じ１７人の入賞者からでした。
翻って、笹目さんがＭＯＳを初めて受検したのは、２０１９年９月２２日に新宿区西新宿の会場でした。準備ができた受検生からパソコンに向かい自分で試験をスタートする仕組みで、１時間にわたり、エクセルの関数などの問題に取り組みました。問題はプロジェクト７まであり、プロジェクト１つについて小問は５問前後。実際に受検した感想は「問題は簡単だけど、満点（千点）を取るには１つも落とせないのが難しい」ものだったといいます。合格するには７割以上の正解が必要でしたが、笹目さんは「解き終わった瞬間、『あなたは満点です』とパソコン画面に表示された」という、これ以上ない最高の成績を収めました。
真夏のＭＯＳ対策講座でスキル磨く
笹目さんがＭＯＳ受検を思い立ったきっかけは「就職の際、履歴書の資格欄に書きたかったから」。もともとエクセルは大学１年に学んだ「情報」授業で好成績を収めたことに加え、スキルを磨くため受講した本学が開設するＭＯＳ受検対策講座の存在が大きかったといいます。
笹目さんは、そのＭＯＳ受検対策講座を日野キャンパスで受検１か月前の８月２２日から８日間受講。それぞれエクセル、ワードの９０分講義が日替わりで４日間ずつあり、平日の午前１０時から午後４時までみっちりとスキルを鍛えました。夏休みの猛暑のさ中、笹目さんによると、「１クラスで１０人ぐらいの学生が学んだ」といいます。
ＭＯＳに加え日商簿記も取得
ＭＯＳ合格に加えて、大学３年生の時には日商簿記３級の資格も取得。「将来は企業の一般職かＩＴ系へ就職したい」という笹目さんの希望は、世の中がコロナ禍で就職活動が思うに任せない中でも、メーカー一般職から内定を獲得という形で実現しました。資格取得に加え、専攻の栄養学の授業も「勉強の内容が楽しかった」と語る笹目さん。部活動はテニス部に所属して仲間とキャンパスライフを楽しみ、彼女の充実した大学生活は卒業まで１４単位（必要単位は１２４単位）を残すのみとなりました。
