実践女子大学×共立女子大学×大妻女子大学 合同産学連携プロジェクト ルミネの期間限定ショップの企画をプレゼンしました。
実践女子大学と共立女子大学、大妻女子大学は、JR東日本のグループ企業で商業施設を関東近郊で展開するルミネと合同で産学連携プロジェクトを実施しました。3つの女子大学の学生が大学間の垣根を超えて混成チームを組み、実際にルミネ施設内の期間限定ショップ(POP-UPショップ)のプランニングに挑戦。集大成となるプレゼンテーションを8月7日(水)、JR東日本本社ビルにあるルミネ本社で行いました。
プレゼンは午前11時、Aチームの発表からスタート。白いTシャツのみ販売するショップを提案した同チームに続き、B~Eチームが各チーム10分前後の持ち時間を使い2か月間練り上げたアイデアを発表。再利用可能な容器を使うドリンク販売、自分流にスニーカーをデコレーションできるグッズ販売等の提案をしました。
いずれのチームも市場調査やアンケート調査などを行い、20代前半女性の消費行動を分析した上での提案で、ルミネ側は女子大生の感性や斬新なアイデアが感じられると高く評価。「(我々の)事業は採算性を中心に考えるので発想が飛ばないところもある。それだけに逆に皆さんの提案はとても新鮮だった」「すごくオリジナリティが高い」「皆さんのように一歩社会問題まで踏み込んで提案をすることで、もっとルミネエストが伝えられるイメージやメッセージが深くなると思った」などのコメントをいただきました。
ルミネとの産学連携プロジェクトは、実践女子大学生活環境学科の大川知子准教授と共立女子大学被服学科の宮武恵子教授、大妻女子大学ライフデザイン学科の須藤良子専任講師の連携により、ルミネが提示した課題に基づきプロジェクトを推進。総計33人もの学生が5つの混成チームに分かれて、ルミネエスト店で実施する期間限定ショップの企画やプロモーション手法の開発などに取り組みました。混成チームは各大学からの学生2~3人で構成しており、キャンパスが異なり頻繁にミーティングを開けないハンデを、スカイプやLINEなどを駆使して補いました。
学生のコメント
?プロジェクトに取り組む前に比べて相手の立場で考えることができるようになりました。グループワークが苦
手だった私が、積極的に発言し、リーダーシップをとれるようになりました。
?初対面の相手ともうまくコミュニケーションを取れるようになりました。情報収集力を磨くうえで現地に足を
運ぶことの大切さがわかりました。説得力がある企画は、インターネット情報だけではなく、自分たちで調べ
てこそ初めて得られることを学びました。
?他大学とのグループワークは、自分の大学で行うグループワークとは違う雰囲気でした。いつもは出ないよう
な新しい面白いアイディアもたくさん出ており、三校で行ったからこそ決まったこともありました。
?企画立案は、細部の情報まで調べて初めて可能になることが分かりました。
?話し合いを重ねたことで、様々な発想があり、自分だけでは気づくことのできないことが多くあることを学び
勉強になりました。