人間社会学部の学生たちがビデオ制作に初めて挑戦!
「メディア表現論」(人間社会学科?駒谷真美教授)の授業の一環として、履修生の3年生20人が5チームに分かれ、それぞれ人間社会学部?現代社会学科?人間社会学科の紹介ビデオを制作しました。
映像学科ではありません!メディア情報リテラシーを学びます!
「メディア表現論」では、立派な映像作品を制作することが目標ではありません。メディアの受け手?使い手?作り手?送り手の立場から、メディアから得られる情報を主体的に読み解き活用し、コミュニケーションを創造していく「メディア情報リテラシー(MIL: Media and Information Literacy)の育成」を目指しています。
4ヶ月かけて試行錯誤?波乱万丈?レジリエンス(打たれ強い心)を体験します!
授業ではまず、メディア制作に必要な情報モラル(取材者への守秘義務?誇張虚偽表現の抑制など)を学習します。その後、課題解決型学習(PBL:Project Based Learning)とActive Learningの方式で、ビデオ制作活動に取り組んでいきます。
企画段階は2ヶ月かけ、ブレインストーミングし企画コンテを完成させました。企画発表会では、テレビ朝日の松井英光氏より企画書の重要性とポイントを学びました。取材と撮影の段階に入ると、NHKの宇治橋祐之氏と高橋浩一郎氏を講師に招き、撮りたい「絵」を撮るためのコツをNHKのニュース映像から具体的に教えて頂きました。学生はビデオカメラの操作に四苦八苦しながらも、卒業生(吉田美緒さん:RPAホールディングス株式会社、川崎遥加さん:日本電波工業株式会社)にインタビューできました。
編集段階では、ソフトに不慣れな学生たちが壁にぶち当たります。そこで、学生ファシリテーターの榎本彩乃さん?小原流華さん?山本園華さんの支援で、ストーリーにしていきました。中間合評会でビデオグラファーの沖田航宙氏からアドバイスを頂き、学生ファシリテーターと一緒に編集に格闘しました。そして最終合評会では、メディアのプロの方々(松井英光氏?久慈省平氏?田中義樹氏:テレビ朝日、沖田航宙氏:Production Mikan、貫井真史氏:NHK、山口義憲氏:本学広報室)から厳しくも温かいフィードバックを頂戴しました。
最後の改善段階は修羅場でした。構成を根本から見直す必要に迫られた学部チーム、冒頭シーンの映像処理に手こずる現社1チーム、アニメキャラの動きが微妙な人社2チームは、「今自分たちの作品をよりよくするためになすべきこと」を冷静に考え、最後まであきらめずに改善しました。そして、全5チームの作品がようやく完成!8月18日オープンキャンパスの説明会とブースで公開し、高校生と保護者の方々から好評を得ました。
パッションと個性溢れる作品をご覧ください!
学部チーム「Welcome to 人間社会学部~あなたの未来をサポート!!」は新入生のサポートシステムをさくさく紹介、現社1チーム「SHIBUYAから始まる!~現代社会学科から未来へZoom in!」は活躍する卒業生を紹介、現社2チーム「#POST IT in the information society~現代社会学科でつながるストーリー」は現代社会学科の先生方をインスタ風に紹介、人社1チーム「Make your canvas colorful!~あなたのミライ、人間社会学科で自由に描いてみませんか?」は人間社会学科の講義やゼミをオシャレに紹介、人社2チーム「人社で体験!未来を発見!~さくらこちゃんと足球现场直播,大发体育在线の人間社会学科をのぞいてみよう!」は実践女子学園創立時からタイムリープした「渋谷さくらこちゃん」が紹介してくれます。これら5チームのビデオは、大学HPの学部コーナーで公開しています!学生が最初の一歩から制作した力作をぜひご覧ください。