東京インターハイスクールとの交流授業を実施(7/27)
7月27日(木)、本学渋谷キャンパスにて、短期大学部と「東京インターハイスクール」との交流授業が行われました。
短期大学部では日頃の授業を「国際化」することを目指して2017年7月に「東京インターハイスクール」と協定を結び、これまでに5回の交流授業を実施してきました。今回は、高校生4名と教員1名が渋谷キャンパスを訪れ、2限「卒業研究a」(日本語コミュニケーション学科)と3限「卒業演習A」(英語コミュニケーション学科)の授業に参加しました。
2限の授業では、学生たちが各自の卒業研究のテーマについて短いプレゼンとグループディスカッションを行いました。「小説の色彩表現」、「おいしさの言語表現の変化」に始まり、「動物とのコミュニケーション」、「アイドルとファンとのコミュニケーション」などユニークな研究テーマに高校生たちも活発な意見を述べ、ディスカッションも盛り上がりました。最後に感想を聞いたところ、「身近な話題で意見を出しやすかった」「日常生活からテーマを見つけて深く掘り下げていることがすごいと思った」とのことでした。
本学学生からは「発表を真剣に聞き、新たな視点から意見を述べてくれたので、充実した時間を過ごせた」「英語圏で生活した経験のある方の生の意見が新鮮で、刺激を受けた」といた感想が寄せられました。
昼休みは場所をカフェテリアに移し、昼食をとりながら日コミ、英コミの学生と高校生とで交流を行いました。短大や短大生活のことなどを中心に会話が弾み、楽しいひとときを過ごしました。
3限の授業では、9つのグループが、折り紙紙芝居の発表をしました。日本や海外の昔話をアレンジしたストーリーやオリジナルのストーリーを英語にし、様々なキャラクターや自然、動物たちの折り紙とイラストを組み合わせた折り紙紙芝居をこの日までに完成させ、高校生に発表しました。その後は、高校生の気に入った折り紙を学生と一緒に折りました。高校生からは、「ストーリーがクリエイティブで面白かった」「(折り紙紙芝居が)色鉛筆とちぎり絵のアイデアも良かった」「パペットの使い方とチームワークが良かった」といった感想が寄せられました。
本学学生からは「折り紙がとてもかわいいと言ってもらえてうれしかった。せりふのところはもっと感情を込めて!というアドバイスが参考になった。」「高校生の方々全員に良い評価をいただき、がんばった甲斐があった。」という声が届きました。
今後も実施方法に工夫を凝らして、より充実した交流の機会を用意したいと考えています。