Holiday Card Exchange Project 2018が始動しました
国際協働学習を推進しているNPOグローバルプロジェクト推進機構(JEARN)の Tokyo Youth Projectからの要請により、「実践女子大学?実践女子大学短期大学部教育プロジェクト」(以下「教育プロジェクト」)が主催する「~世界のお友達とホリデーカードを交換しよう!~Holiday Card Exchange Project 2018」の第1回ワークショップが、11月17日(土)に本学渋谷キャンパスで開催されました。
このワークショップは、世界の子どもたちがホリデーカードを交換し合うことにより、自国と他国との文化を相互に学び、異文化コミュニケーションへの興味を育て、国際的視野を養い、そして世界の人々の多様性を学ぶことを目的とするものです。本学での開催は2017、2018年度に続き3年目となります。2018年度は台湾、アメリカ、ロシア、ポーランド、モルドバ、ベラルーシの6か国、計8校がパートナー校となりました。今回を含め2回にわたって実施するワークショップは、運営をJEARNと教員が行うだけでなく、学生(短期大学部学生24名、大学生1名)たちがボランティアでファシリテータを務め、本学渋谷キャンパスの教室を会場として使用します。
第1回目のワークショップでは①パートナー校の国々の地理、文化、ことば等についてのクイズ大会、②海外の学校に送るホリデーカード(年賀状)の作成、③パートナー校に送るビデオレターの撮影、④台湾から届いたビデオレターの鑑賞といった活動が行われました。
ファシリテータ役の学生たちは、9月から毎週ミーティングを行って準備を重ね、クイズの作成、カード用文具?材料の用意、当日の受付?司会、子どもたちのカード作りのサポート、写真やビデオ撮影等を担当しました。
当日は小学生10名(小学2~6年生)に保護者や見学者を加えた20数名の参加者を得て、大盛況でした。3択クイズで盛り上がった後、カード作成に励みました。がんばって英語でメッセージを書く子どももいれば、何度も練習してロシア語やポーランド語、ルーマニア語であいさつを書いた子どももいました。折り紙や手芸材料を活用した立体カードを上手に作った子どももいました。みんなが集中して取り組んだためあっという間に時間が経ち、最後に「お正月」の歌を合唱して、盛会のうちに第1回のワークショップを終了しました。
参加してくれた子どもたちからは「いろいろなカードを書いて楽しかった」「大学の人が優しくていい一日になった」「いろいろな国の新年のあいさつの書き方を知ることができた」「とにかく楽しかった」「作るのが大変だったけどうまく作れた」など、好意的な声が寄せられました。
第2回目は2019年1月26日(土)で、海外から届いたホリデーカードやビデオレターを鑑賞し、他国の文化を学ぶワークショップを実施する予定です。
※「実践女子大学?実践女子大学短期大学部教育プロジェクト」とは?
本学で新たな教育手法の開発、実践に取り組むもので、本学学生または社会人に対する実験的授業や講座を実施するプロジェクトです。本プロジェクトは、「学生の発信力育成プロジェクト(リーダー:短期大学部英語コミュニケーション学科?三田薫教授)」として短期大学部を中心に実施しています。