本学学生が「ファーマーズ&キッズフェスタ2018」に食育のブースを出展しました
11月10日(土)?11日(日)日比谷公園で開催された第9回「ファーマーズ&キッズフェスタ2018」に本学の食生活科学科の学生が食育に関するブースを出展しました。
これは、日本全国のプロ農業者が集い「子どもと農業をつなぐ架け橋」として都会の子どもたちに元気なニッポン農業を発信するイベントです。農業&食をテーマにしたワークショップ、農業機械の乗車体験、動物とのふれ合い、食育体験など、さまざまな形で農業の魅力と楽しさを紹介しています。農業は食育との関連性が強いことから、日本食育学会との共催で出店しました。イベント期間中は、全体で54,180人(速報値)、本学ブースには1日約500名の来場者があり大盛況の二日間でした。
本学は、手洗いチェックと食育塗り絵、六角返しの体験と手づくり食育教材の展示をおこないました。手洗いチェックでは、手洗いの大切さを理解してもらうために、来場者に手洗い前と後の汚れの測定を行いました。食育塗り絵では、学生が書いた塗り絵に色鉛筆やクレヨンで色を塗ることで、バランスのよい食事とは何かを知ってもらいました。六角返しは、六角形のカードをめくっていくと、赤、緑、黄色の3種類の色に変化します。学生が3色の食品群のイラストを描いたものを用意し、子どもたちには、食品の説明をしながら色を塗ってもらいました。その後、子どもたちと一緒に六角返しを組み立てました。めくっていくとイラストが変わるしくみに子どもたちは大喜び! 知育玩具を上手に利用することによって、食育の理解を深めることができました。また、保護者の方々も興味深く、子どもたちと一緒に六角返しを作成し、それぞれの食品についての話をしている方が多かったように思います。食育は、家庭とどのように連携していくかが重要な課題です。そういった課題解決の一助になったのではないかと考えられます。なお、農林水産大臣政務官も本学のブースを訪問され、学生がいくつかの質問を受け、学生製作の六角返しをお渡ししました。
参加した学生からは「子どもたちやその保護者の方々に、手洗いの大切さや教材を通して食べ物の大切さを理解してもらえてよかった」「子どもたちが興味をもって手洗いの大切さを認識してくれたのが嬉しかった」といった感想が聞かれました。
今後も本学では、このような活動を通して、実体験からより深い学びを促し、コミュニケーション能力の向上、社会に出て活躍できる人材になるようサポートしていきたいと考えています。