「夏季セミナー~学長と行く、学祖故郷の旅(通称:『がくたび』)~」に学生17名が参加しました
2009年度からはじまった「夏季セミナー~学長と行く、学祖故郷の旅(通称:「がくたび」)~」は、自校教育の一貫として、学祖および学祖故郷への理解をさらに深化することを目的として実施しており、今年で10回目を迎えました。今回は学生17名、教職員17名の総勢34名が参加しました。
初日は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている街並みを散策しました。岩村町は今年度のNHK連続テレビ小説『半分、青い』のロケ地となり、例年にも増して観光客も多く、賑やかな街並みとなっていました。夜には、岩村振興事務所?ほっといわむらの関係者と懇親会を行いました。岩村町関係者?本学学生?教職員がグループ懇談で親交を深めるとともに、岩村町の発展について共に考える機会を得ることができました。
2日目には、恵那市?岩村親善大使の鈴木 隆一氏、美学美術史学科の椎原教授の講義を聴講して知識を深めたのち、学生?教職員全員で下田家?平尾家の墓参を行いました。その後、日本三大山城の1つである岩村城址を訪れました。展望台に上って夕暮れ時の岩村町の美しい景色も一望できました。最終日には、中山道広重美術館で浮世絵を鑑賞し、版画製作の体験も行ないました。
そして、毎年学生さんが楽しみにしている食事もまた、この旅でしか味わえない大変充実したものです。地元の食材を炭火で焼く戦国料理という郷土料理や、地元産の三浦豚のしゃぶしゃぶ、自分たちでご飯を練って、成形し焼いて作る五平餅など、行程中は常に美味しい食事に大満足でした。
学祖生誕の地に足を運び、生前の学祖の足跡を感じた経験によって、学祖の故郷についてより理解を深めることができ、大変充実した「がくたび」となりました。
実践女子学園は来年2019年5月に創立120周年を迎えます。「学園創立120周年記念式典」は、この岩村町の関係者を招き、下田歌子の生誕の地である顕彰碑前で開催する予定です。