東京インターハイスクールとの交流授業を実施
7月11日(水)、本学渋谷キャンパスにて、実践女子大学短期大学部と「東京インターハイスクール」との交流授業が行われました。
実践女子大学短期大学部では日頃の授業を「国際化」することを目指して平成29年7月に「東京インターハイスクール」と協定を結び、これまでに3回の交流授業を実施してきました。
今回は、高校生5名と教員1名が渋谷キャンパスを訪れ、「英語で学ぶ日本文学」(日本語コミュニケーション学科専門科目、担当チャプコヴァー?ヘレナ講師、授業は英語で実施)に参加しました。
高校生と受講生とで自己紹介を行った後、身近なデパートの建物や建物のデザインなどについてYouTubeを視聴してキーポイントとなることば探しを行いました。また、今和次郎の服飾研究における功績についても学びました。次に、授業で取り組んでいるプロジェクト(各自のテーマごとに渋谷駅の通行人の服装や持ち物を調査?分析)についてポスターを見せながら説明し、ディスカッションを行いました。高校生からは調査の動機や気になったことについての質問があり、学生達が一つ一つ回答しました。また、改善点の提案を受けて「なるほど」とメモを取る場面も見られました。互いに打ち解け、ディスカッションの合間には「なぜメイクをしているのか」といった他愛もない会話も楽しみました。
普段以上に活気のある授業となり、チャイムが鳴っても教室には熱気があふれていました。
東京インターハイスクールの高校生からは身近なデパートの話を楽しく学べたことやディスカッションを通して本学の学生と交流できたことがよかったという好意的な感想が寄せられました。
また、本学の受講生からの報告には「香港やオーストラリアでの滞在経験のある高校生と交流することで、日本人とは異なった視点や価値観を肌で実感することができてよい経験となった」「いつもとは違う雰囲気の授業が新鮮で楽しかった」「もっと日本だけでなく広い世界でいろんな人と仲良くなりたいと思った」とあり、興奮冷めやらぬ様子が伝わってきました。
今後も実施方法に工夫を凝らして、より充実した交流の機会を用意したいと思います。
次回の交流授業は7月26日に予定しています。