(4/19読売新聞掲載)生活環境学科3年生がわさび漬パッケージをデザインしました
※2018年4月19日(木)読売新聞(朝刊31面?多摩版)で大きく紹介されました。
生活環境学科プロダクトデザイン研究室(担当:塚原肇教授)の3年生が、株式会社舞姫(長野県諏訪市:酒蔵)?株式会社河内屋(東京都八王子市:酒屋)?株式会社タムラ食品(静岡県沼津市:漬物屋)と連携し、わさび漬パッケージのデザインを行いました。
株式会社舞姫では、八王子産の酒米を100%使用した純米吟醸酒『高尾の天狗』を醸造しており、その過程ででた酒粕を使用したわさび漬が株式会社タムラ食品(静岡県沼津市)で製造されています。
本学への依頼は、はちぷろの活動を連想させる、また、わさびの色である緑色を基調にした従来のわさび漬のパッケージを、他社商品との差別化を図り、消費者に手に取ってもらい易くするために新しくデザインしてほしいというものでした。
これを受け、生活環境学科プロダクトデザイン研究室の学生11名が2案ずつ提案し、選考を行った結果、松浦未有さんの案が採用されました。
採用の決め手は、原料の米のイメージを生かしたデザインが、酒蔵の白壁のイメージにもぴったり合うということでした。
松浦さんからは「自分のデザインが採用され、大変うれしく思います。この経験を今後に生かしていきたいです」と、また、塚原先生からは「今回は松浦未有君の作品が選ばれましたが、提案した22点の作品はどれも素晴らしい出来でした。学生にこの様な機会を与えていただいた株式会社舞姫様に大変感謝しております。ありがとうございました。」との感想がありました。
新パッケージへのリニューアルは2年ぶりとのことで、今年の4月1日から八王子市を中心に発売の予定です。
『高尾の天狗』は八王子の市民団体『はちぷろ』が、酒米を八王子市内で栽培し、株式会社舞姫が醸造した地域ブランドの商品です。八王子産のお米を使用した酒造りは今回で4回目を迎えたそうです。
※『はちぷろ』はお酒造りを通じて、八王子を盛り上げていこうと始めたまちおこしプロジェクトの名称です。
新パッケージデザインを作成した松浦さんと塚原教授(写真左)。新パッケージ(写真右)は3月10日(土)に行われた「新酒を楽しむ会」でお披露目されました。
注)『高尾の天狗』の「高」の字は「はしご高」です。