Holiday Card Exchange Project 2017の第2回ワークショップを実施しました
国際協働学習を推進しているNPOグローバルプロジェクト推進機構(JEARN)の Tokyo Youth Projectからの要請により、「実践女子大学?実践女子大学短期大学部教育プロジェクト」※(以下、「教育プロジェクト」)が主催する「~世界のお友達とホリデーカードを交換しよう!~Holiday Card Exchange Project 2017」の第2回ワークショップが、12月17日(日)に本学渋谷キャンパスで開催されました。
このワークショップは、世界の子どもたちがホリデーカードを交換し合うことにより、自国と他国との文化を相互に学び、異文化コミュニケーションへの興味を育て、国際的視野を養い、そして世界の人々の多様性を学ぶことを目的とするものです。昨年度に引き続き、今年2年目の開催となります。2017年度は、台湾、ルーマニア、スロベニア、ロシア、スペイン、メキシコの6か国、計8校がパートナー校となりました。今回実施するワークショップは、JEARN Tokyo Youth Projectからの協力要請に、「教育プロジェクト」が応える形で実現しました。今回を含め3回にわたって実施するワークショップは、運営をJEARNと教員が行うだけでなく、学生(短期大学部学生21名、大学生2名)たちがボランティアでファシリテータを務めるなどの支援をするほか、本学渋谷キャンパスの教室を会場として使用しています。
第2回目のワークショップでは①海外から届いたカードを一人一人が受け取る、②本学学生が作成し海外の学校に送ったビデオレターや、台湾から届いたビデオレターを鑑賞する、③海外のパートナー8校の国の文化や挨拶ことばについてクイズに答える、④日本のお正月文化についておさらいする、⑤海外の学校に送る年賀状を子どもたちが作成するという活動が行われました。学生がファシリテータを務め、文化紹介のパワーポイントやクイズの作成と司会、年賀状作りのサポート、子どもたちの年賀状作りをビデオレター用にカメラやビデオにおさめる活動を行いました。子どもたちの作成した年賀状は、12月中に海外8校に発送しました。
参加者は、子どもたち27名(7歳~13歳)で、保護者を含めると50名近くが参加し、盛会のうちに第2回のワークショップを終了しました。
参加してくれた子どもたちの感想:台湾から届いたビデオレターについては「嬉しかった。一人一人自己紹介をしていて誰から届いたのか分かった。」「一生懸命色々なことをしていると思いました。」、外国語を使って年賀状作りをすることについては、「色んな国の人に英語で年賀状を書けてよかったし、絵やシールを貼ったりして楽しかった」「自分が一生懸命書いたものが、相手に届くと思うと楽しみになった」
保護者の感想:「子供が世界に目を向けるこのような機会は子供にとって大変有難い体験になっていると思います。」「一緒に手伝ってくださった大学生の皆さん、とても優しく接していただき感謝いたします。また会を進行する手際もよくとても勉強になりました。」などの感想をいただきました。
第3回は2019年1月28日(日)で、海外から届いたホリデーカードやビデオレターを鑑賞し、他国の文化を学ぶワークショップを実施する予定です。
※「実践女子大学?実践女子大学短期大学部教育プロジェクト」とは?
本学で新たな教育手法の開発、実践に取り組むもので、本学学生または社会人に対する実験的授業や講座を実施するプロジェクトです。本プロジェクトは、「学生の発信力育成プロジェクト(リーダー:短期大学部英語コミュニケーション学科?三田薫教授)」として短期大学部を中心に実施しています。