本学学生が創作した「多世代交流カルタ」を地域の子ども向けプログラムで活用しました(美学美術史学科?現代生活学科)
8月8日(火)、日野市東宮下地区センターで行われた「東宮下みんなのひろば」において、本学学生が子ども向けのプログラムを企画。学生が創作した「多世代交流カルタ」と砂絵作りのイベントを行いました。この「東宮下みんなのひろば」は、現代生活学科の学生が、地域コミュニティ形成のために地区センターの運営に参画しているもので、様々な世代が集い楽しく交流する場として月に一回(第2火曜日に)開催されています。
「多世代交流カルタ」は、コミュニティや少子高齢化を学ぶ現代生活学科の学生(担当:須賀由紀子教授)がクールな(かっこいい)高齢社会を描いた読み札と、美学美術史学科の学生(担当:下山肇准教授)がデザインを試行錯誤した取り札から成り立っています。2月20日に「東宮下みんなのひろば」で開催した「多世代交流カルタ大会」でお披露目したこのカルタを、今回の子ども向けプログラムで活用しました。また、塩とボンドと絵の具といった身近な材料で作る「砂絵」では、子どもたちが思い思いに色や形を考えて表現を楽しむ様子や、その斬新な発想に驚かされました。この他、小学校の夏休みの宿題を見てあげるなど、子どもたちとの交流を深めました。
参加した小学生やその家族からは「砂絵やかるたが楽しかった。むずかしかったけど、できてよかった。これからも続けてほしい。」「初めて来ていろいろな人と交流できて良かったです。」といった声がありました。企画した学生は「あらためて、人と人との交流の大切さを感じました。これからの活動の数を増やしていきたいです。」と意欲を新たにしました。
「多世代交流カルタ」は、今後さらに生涯学習ツールとして改良を加えていきます。また、新たに「子どもカルタ」の開発にも着手する予定です。