本学学生が「多世代交流カルタ」を創作し、地域交流に活用しました(美学美術史学科?現代生活学科)
2月14日(火)、日野市東宮下地区センターで行われた「東宮下みんなのひろば」において、本学学生が「多世代交流カルタ大会」を企画?運営しました。この「東宮下みんなのひろば」は、現代生活学科の学生が、地域の方と地域コミュニティ形成につながる地区センターの活用について話し合い、運営に参画しているもの。様々な世代が集い楽しく交流する場として月に一回(第2火曜日)に開催されています。
今回の「多世代交流カルタ大会」は、これからのよりよい暮らしと社会構想を学ぶ現代生活学科と、美術史や美術作品、デザインを学ぶ美学美術史学科とのコラボにより実現。コミュニティや少子高齢化を学ぶ現代生活学科の学生(担当:須賀由紀子教授)が、クールな(かっこいい)高齢社会を描いて創作した読み札の内容に合わせて、美学美術史学科の学生(担当:下山肇准教授)がデザインを試行錯誤し、取り札を制作しました。専門分野の異なる学生が協力し、お互いの強みを活かして出来上がったカルタは、大人も唸るほどの完成度の高さでした。カルタ大会には、60~80代の地域の方15名、本学学生5名に加えて、東宮下地区センターに集まったお母さんと小さな子どもたちも参加し、和気藹々とした雰囲気のなか、多世代での交流となりました。
参加した地域の方からは「世代間交流ができてとてもよかった」「学生さんたちの若さと思考に感激です」「読み札が私達にとても合っていて、身に置き換えて楽しめました」「本格的な絵札ですばらしかった」といった声がありました。また、学生からは「自分達が手がけたものを喜んで使っていただけてうれしい」「違う学科の学生同士が協力することで、新たな発見があった」「これからも『東宮下みんなのひろば』を盛り上げていきたい」などの感想があり、新たな取組に手応えを感じていました。
本学学生による東宮下地区センター活性化の取組については、以下の記事もご覧ください。