本学学生とクレディセゾンとの合同授業~産学交流セッション~を実施しました
1月6日(金)、本学渋谷キャンパスにて、株式会社クレディセゾンと本学学生との産学交流セッションを実施しました。
これは、本学と企業との連携によるキャリア教育の一環として、共通教育科目「グローバルキャリアデザイン(担当:大学教育研究センター?深澤晶久特任教)」の中で行われたもので、クレディセゾンの社員8名と実践女子大学の3年生20名が参加しました。
「企業理念と仕事、そして働くということ」を共通テーマに、クレディセゾンの経営理念や事業の社会的価値、具体的な仕事内容を現役社員が伝えることで、働く目的や意義について学生の理解を深めてもらうことを目的とし、双方がそれぞれ事前に準備を行なったうえで、合同でプレゼンテーションやディスカッションを行ないました。
受講した学生からは、「仕事を狭い視野で捉えるのではなく、周囲や環境を広い視野で見ることを教えてもらい、仕事というものをポジテイブに見られるようになった。」「就職活動で自分のやりたいことが見つけられず悩んでいたが、自分の価値観と合う会社を見つけるためのエネルギーをもらった。」「クレジットカード会社のイメージががらりと変わった。サービス業であり、消費者の身近にある企業だと思った。」などの声が聞かれ、通常の企業研究では得ることができない深い理解や様々な気づきを得たことがうかがわれました。
<株式会社クレディセゾン 戦略人事部 松本部長様のコメント>
社会は様々な企業?組織で働く人が支えています。その担い手でもある当社の社員にとって、何故この会社で働いているのか、自分はどんな価値を生んでいるのかを改めて考え、堂々と説明することが求められる刺激的な機会でした。このようなプログラムを通じて、働くことを単なる義務と捉えず、ビジネスを通じた社会貢献の実現、そこから得られる自己成長が充実した人生を作ると信じ、努力を継続できる人材を育みたいと思っています。
<大学教育研究センター?深澤晶久特任教授のコメント>
就職活動や仕事を前向きに捉えられず、ただただ不安だけが増していく学生たちが多い中、今回の授業は、企業理念、仕事や働くことを、深く理解する上でとても貴重な機会になりました。クレディセゾンの社員との交流を通して、仕事は確かに大変なものではあるものの、だからこそやりがいもあり、夢中に取り組めば自分も成長し周囲にも貢献できるということが、具体的にどういうことなのかを理解できたこと、また、ポジテイブな思考が多くの学生に芽生えたこと大きな成果であったと感じています。産学連携の新しい試みであった本授業は、株式会社クレディセゾン様をはじめ、クオリティオブライフ?原代表、産学連携人材育成コンソーシアム発起人代表の京都産業大学松高教授の多大なるご支援のもと実現しました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
そして最後に、この高いハードルに懸命に挑戦してくれた学生たちにも、感謝したいと思います。ひと皮むけた学生たちの姿にも、逞しさすら感じました。