現代生活学科で日野市との連携授業を行いました
5月23日(月)、現代生活学科の専門教育科目「少子高齢化社会(担当:須賀由紀子教授)」において、日野市との連携授業を行いました。
これは、日野市におけるコミュニティ形成活動への協力を行っている須賀由紀子教授と、日野市地域協働課との連携の一環として行われたもので、日野市の少子高齢化の現状と地域づくりの課題を学生たちに考えてほしいという趣旨で実施されたものです。
第3館のプレゼンテーションピットで行われた授業では、まず、日野市地域協働課の熊澤修課長より、少子高齢化による高齢者や子育て世代の孤立化の問題に対し、日野市が行っている地域コミュニティ形成のための取り組みについて説明をいただきました。具体的な例のひとつとして、今年3月に日野市東平山地区に開設された東宮下地区センターについて取りあげ、日野市と地域住民、そして本学現代生活学科の学生が力を合わせ、開会式やその後の運営を行っている様子についても紹介されました。
続けて、日野市が建設計画中の(仮称)東豊田複合施設の事例を用い、多世代?多様な居場所づくりを考えるというグループワークに取り組みました。学生たちは3つのグループに分かれ、孤立している人をつなげる居場所づくりをするためにはどうしたら良いかアイディアを出し合いました。授業の最後には、グループごとに発表を行い、それぞれユニークなアイディアを発表しました。
<学生が発表したアイディア>
?大人が主催するのではなく、子どもたちが主催者になれるようなハロウィーンのお祭り
?川遊びをしたり、地場産野菜を地域の人で一緒に育ててバーベキュー大会
?アニマルセラピーのような生き物と関わるプログラム
?最近若い人たちの間で写真が流行っているので「カワセミ写真コンテスト」
(仮称)東豊田複合施設は、日野市の環境情報センター兼地域コミュニティセンターとして、来春オープン予定です。今後、その運営企画に、先行の東宮下地区センター同様、実践女子大チームも参加し、地域社会の一員として、地域の皆様の暮らしづくりに協力する予定です。5月29日(日)には、建設予定地区周辺の地区住民主催のまちあるき会があり、授業を受講した学生が、早速参加し、地域の方との交流をはかりました。
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