「女子大生の視点から考えるフォーラム~2020東京オリンピック?パラリンピックを盛り上げるために~」キックオフワークショップを開催
渋谷キャンパス学生ホールにて、女子大生の視点から東京オリンピック?パラリンピック競技会をどう盛り上げていくかを考えるワークショップが開催され、東京女子体育大学、フェリス女学院大学、慶應義塾大学、自由学園、実践女子大学の学生40名と、新体操の元オリンピアンで東京女子体育大学教授の秋山エリカ氏、また公益財団法人東京オリンピック?パラリンピック競技大会組織委員会(以下、「組織委員会」)から雜賀真組織委員会CCO?総務局長らが参加しました。
このワークショップは、2016年秋に開催を予定している「女子大生の視点から考えるフォーラム~2020東京オリンピック?パラリンピックを盛り上げるために~」のキックオフミーティングとして位置付けられたもので、本学の学生が企画?運営を行いました。
ワークショップではまず、組織委員会の文化?教育委員をつとめる本学大学教育研究センターの深澤晶久特任教授が趣旨説明を行い、「”2020東京”を盛り上げるために、何ができますか?」という課題が提示されました。7つのグループに分かれて着席した学生たちは緊張の面持ちでしたが、深澤教授から学生の運営へとバトンタッチし、本学美学美術史学科3年の鴇田沙弥さんの司会に代わると表情が一変。アイスブレイクのための自己紹介を行うと、すっかりリラックスした表情へと変わりました。
学生同士が打ち解けたところで、本日の課題に対しまずはグループ内で意見を出し合いました。その後、他のグループでどのような意見が出たかをヒアリングし、自分のグループに持ち帰るというゲーム感覚のワークを行い、会場は一気にヒートアップ。学生たちは他のグループのアイディアも参考にしながら、それぞれのグループの意見をブラッシュアップしました。
ワークショップの最後に行われたプレゼンテーションでは、意見をまとめたボードを提示しながら意見を発表。「女性ならではの視点で、きめ細やかなおもてなしを提供する」「女性限定のパブリックビューイングを行い、スポーツ経験の有無にかかわらず大会を盛り上げる」「日本の”かわいい”文化をテーマに、国際交流を行う」など、様々なアイディアを提案しました。
参加した学生からは、「他大学の学生から、まったく違った視点での意見が聞けて参考になった」「スポーツだけでなく、観光やボランティアという視点でオリンピックを楽しむことができるということに気付いた」「オリンピックを身近に感じ、5年後がとても楽しみになった」「スポーツが得意な人もそうでない人も、みんなで楽しむことのできるオリンピックが実現するようこれからも主体的に考えていきたい」などの感想が聞かれました。
今回のキックオフミーティングでの成果を踏まえ、2016年秋に開催予定の「女子大生の視点から考えるフォーラム~2020東京オリンピック?パラリンピックを盛り上げるために~」に向けて、本学学生を中心にさらに活動を広げていく予定です。