人間社会学部 社会デザイン学科 専任講師
田中 瑛(たなか あきら)
TANAKA Akira
専門分野?専攻 | メディア?コミュニケーション |
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最近の研究テーマ等
「声なき声」の活性化の観点から現代社会における「ジャーナリズム」の概念を再考してきました。公共サービスメディア、リアリティTV、ウェブメディアなど、報道/娯楽や公/私といった垣根を横断する事例を取り上げながら、言説分析などの手法を用いて、どのようにしてメディア実践が民主主義的な正当性を獲得し、対話的な関係を構築できるのかについて考察をしています。また、近年は、AIにおけるメディア民主主義の考え方や、ジャーナリズムの個人化についても研究を展開しています。
主な担当授業と概要
メディア?コミュニケーション論
メディアを主体的に読み解くために必要な理論を具体的な事例とともに学んでいきます。特にメディアと社会?政治?テクノロジーとの関わりに関する論点を提示し、小レポとフィードバックを交えて議論を積み重ねています。
メディア?ワークショップ
メディアを用いてどのように対話的実践を行い、社会に働きかけるのかについて、メディアを使う?作る経験を通じて学ぶ「課題解決型学習」を展開しています。履修者の関心に応じた演習型の授業です。
受験生へのメッセージ
自由で楽しい大学生活の中で、今の自分とは異なる立場や経験を持つさまざまな人の立場の声を見聞きしながら、視野を広げてみてください。確実で当たり障りのないこと、「タイパ」「コスパ」が必要以上に追い求められる世の中ですが、他者への共感を押し広げるためにも、「わからないこと」「不確実なこと」を一つでも見つけて熱中してほしいなと思います。