文学部 英文学科 教授、学長、副理事長
難波 雅紀(なんば まさのり)
NAMBA Masanori
専門分野?専攻 | アメリカ文学?文化 |
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最近の研究テーマ等
17世紀植民地時代から19世紀アメリカン?ルネッサンス期にかけての文学を研究対象としています。例えば、クーパーやブラウン、ホーソン、メルヴィル、ディキンソンなどの作品を取り上げ、当時の社会思想や文芸思潮という脈絡において個々の意義を考えています。そのためには、従来の研究とは違って、宗教、歴史といった広い思想的枠組みの中で個々の作家や作品を捉える必要があります。中でも前提となるのは17世紀ピューリタニズムの研究です。そこで、現在は、ピューリタンの書き残した歴史や日記、日誌、伝記、説教などに特に焦点を当て、植民地時代ニューイングランドに特有の精神性や文化性を考察しています。今後は、ニューイングランド?ピューリタンの文学が18世紀、19世紀アメリカ文学にどのように受容され、継承されていったのか、そのテーマを論じていこうと考えています。
主な担当授業と概要
セミナーa
「セミナーa」では、卒業論文の作成に向けて、テーマの設定、題材の選定、背景的情報の収集に主に取り組み、論文の構成を練っていきます。
セミナーb
「セミナーb」では、練り上がった論文の構想?構成をより具体化し、目次を作成した上で、個人指導により、目次に沿うような流れで論文原稿の執筆と推敲を重ねていきます。
趣味?特技
学問的な専攻分野とは別に、高校時代から、演奏を含めた様々な形でモダン?ジャズに係わってきました。
受験生へのメッセージ
日常のどんな場面でも、自分の語彙とスタイルで、自分のことを他者に伝えられること。そういう表現方法をいくつももっていて、うまく使い分けられること。それがとても大事だと思います。