最近の研究テーマ等

北インドとパキスタンのイスラーム文化を研究しています。具体的には、ムスリム聖者の墓廟で観察されるさまざまな儀礼とパフォーマンス、預言者ムハンマドが遺したもの（聖遺物）をめぐるパブリックヒストリー、ムスリム社会における「カースト」間関係のロジックとレトリック、世界各地のテーマパークや観光地におけるイスラーム表象（アトラクションや土産物にイスラーム的なイメージがどのように使用され消費されているか）、ノルウェーのパキスタン系移民社会における冠婚葬祭とジェンダーの問題等です。最近は、滞日ムスリムの動向にも注目し、南アジア?ヨーロッパ?日本という3つのフィールドの比較研究にも取り組んでいます。

主な担当授業と概要

国際文化論a

1年次の前期に履修する必修科目です。グローバル人材に不可欠な教養としての宗教?言語?民族?歴史認識の多様性と文化人類学の基礎理論を学びます。フィールドワークの現場も紹介します。

国際文化論b

南アジアの女性たちがグローバル化と宗教的?伝統的な規範との間で揺れ動く様子（女性アスリートのコスチューム問題等）を紹介します。南アジア系女性への英語によるオンラインインタビューにも挑戦します。

趣味?特技

断捨離