文学部 国文学科 教授
福嶋 健伸(ふくしま たけのぶ)
FUKUSHIMA Takenobu
専門分野?専攻 | 「日本語学(主に古文文法です)」「初年次教育やキャリア教育、入学前教育を念頭に置いた、日本語表現(教科書を三冊作りました)」「日本語学教育(より良い日本語学の授業を模索しています)」「国語教育や日本語教育(ことばの教育に興味があります)」 |
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最近の研究テーマ等
現在、以下の科学研究費補助金を受け、研究を進めています。
近代日本語のテンス?アスペクト?モダリティ体系の変遷に関する統語論的研究
研究課題番号:15K02575
研究代表者:福嶋 健伸
研究期間:2015年4月1日~2019年3月31日(予定)
研究種目:基盤研究(C)
また、日本語学会2015年秋季大会において開催されたシンポジウム「「日本語学」をどのように教えるか(企画担当:福嶋健伸?小西いずみ)」を踏まえ、次の本を編集?出版しました。日本語学の教育という側面に注目した、珍しい本です。
福嶋健伸?小西いずみ(2016)『日本語学の教え方:教育の意義と実践』(くろしお出版)
主な担当授業と概要
国語学概論a
言葉とは何か、日本語はどのような言語か、国語学(日本語学)とはどのような学問でどのような研究分野があるのか等を、具体的な例をもとに楽しく学んでいきます。
日本文法論a
まず、高校までの古文文法を楽しくかつ徹底的に復習します(基礎知識が無くても大丈夫ですよ)。その上で、古文文法の何が研究対象となるかを、具体的に押さえていきます。
趣味?特技
特にありません。もちろん、言語学に関する調査は大好きなので、それが趣味といえるのかもしれません。
受験生へのメッセージ
「私は」の「は」は、「は」と書いて、ワと発音しますね(ハとは発音しませんよね)。これは何故でしょうか。小学校一年生の時、疑問に思った人も多いことでしょう。カレンダーを読むとき、「1日」を「ついたち」と読みますよね。これは何故でしょうか。みんな、最初は不思議に思っていたはずです。ところが、大人になるにつれて、次第に当たり前になっていき、当初持っていた疑問や、不思議さを感じる心を、(回答を得られぬままに)忘れてしまうのです。
もう一度、日本語の歴史を学ぶことで、このような問題について考えてみませんか。