2019 年度夏季セミナー報告
「第11回がくたび」~学祖の故郷に行ってきました~
実践女子大学?実践女子大学短期大学部 学長 城島 栄一郎
本学では、2009 年から夏季セミナー「学長と行く、学祖故郷の旅」を実施しています。学園の創立120 周年記念となる今年は、11 回目の開催となりました。9 月11 日から2 泊3 日、学生24 名、教職員10 名の総勢34 名で学祖下田先生の故郷?岐阜県恵那市岩村町を訪れました。
まず下田家?平尾家の墓参を行い、学祖へご挨拶をしました。その後、観光ボランティアの皆様のご案内で町内を散策し、歴史ある建物を見学したり、本学下田歌子記念女性総合研究所の久保研究員の講義を聴いて学祖についての理解を深めました。岩村町の皆様との交流会では、「岩村町の振興」をテーマにグループワークを行い、皆で和気藹々と意見を出し合いながら親交を深めました。体験プログラムでは、型染体験を通じて染物の歴史的な背景を学び、郷土料理の五平餅を作りました。どのプログラムも夢中で取り組んでいた皆さんの姿が印象的でした。その他にも岩村城址散策や岩村歴史資料館、「農村景観日本一」の景色を堪能するなど、盛り沢山の3 日間を過ごしました。
学祖生誕の地で学祖の足跡を感じたこの旅は、参加者にとって大変有意義な経験になったと思います。今回参加した皆さんも参加していない皆さんも、ぜひこれからも下田先生と故郷?岩村町に興味を持って学びを深めてみてください。
「学長と行く、学祖故郷の旅(通称:がくたび)」
本学園の学祖下田歌子が生まれ育った岐阜県恵那市岩村町を訪ね、その文化?風土を体感することを通じて、学祖理解を深めることを目的としている。2009 年度から挙行され、今年で11 回目。