東京インターハイスクールとの交流授業を実施
7月26日(木)、本学渋谷キャンパスにて、短期大学部と「東京インターハイスクール」との交流授業が行われました。
短期大学部では日頃の授業を「国際化」することを目指して平成29年7月に「東京インターハイスクール」と協定を結び、これまでに4回の交流授業を実施してきました。2年目となる今年は、日本語?日本文化をキーとした交流を通して両校の生徒?学生が学び合えることを目標にしています。
今回は、高校生3名と教員1名が渋谷キャンパスを訪れ、2限「卒業研究a」(日本語コミュニケーション学科)と3限「卒業演習A」(英語コミュニケーション学科)の授業に参加しました。
2限の授業では、学生たちが各自の卒業研究のテーマについて英語で作成したレジュメをもとにプレゼンとグループディスカッションを行いました。外来語研究のプレゼン後に日本語由来の英語の外来語を紹介してもらったり、お菓子のキャッチコピー研究に関連して外国のお菓子の例を教えてもらったりと、お互いに学び合うことができました。
昼休みにはカフェテリアで昼食を取りながら交流を行い、屋上庭園からの景色も一緒に楽しみました。
3限の授業では、12のグループがプレゼンを行いました。日本の伝統文化である折り紙の歴史、新しい折り紙(ミウラ折り、ウェットフォールディング、オリニギリ)、ディズニーのキャラクター折り紙、折り紙がストーリー展開で重要な役割を果たすTVゲームなどの紹介を英語で行い、プレゼン内容にちなんだ折り紙を高校生と一緒に折りました。
高校生からは「外来語や敬語についてのプレゼンが楽しかった」「折り紙の折り方を教えてもらって楽しかった」「いろいろな女子大生と話ができたことが楽しかった。また、みんな優しく接してくれて嬉しかった」「キャンパスの建物がオフィスビルのようでとてもきれい」といった感想が寄せられました。
また本学の学生からも「海外の言語や文化について学ぶとともに、日本についても再発見できる貴重な体験だった」「研究発表は難しかったが、高校生たちがジェスチャーを使いながら聞いてくれて気持ち良く発表できた」「何度も練習した英語プレゼンが無事にできてよかった」「ネイティブの高校生と一緒に折り紙が折れてうれしかった」という声が届きました。
今後も実施方法に工夫を凝らして、より充実した交流の機会を用意したいと思います。
次回の交流授業は1月に予定しています。