Holiday Card Exchange Project 2017が始動しました
国際協働学習を推進しているNPOグローバルプロジェクト推進機構(JEARN)の Tokyo Youth Projectからの要請により、「実践女子大学?実践女子大学短期大学部教育プロジェクト」※(以下、「教育プロジェクト」)が主催する「~世界のお友達とホリデーカードを交換しよう!~Holiday Card Exchange Project 2017」の第1回ワークショップが、11月26日(日)に本学渋谷キャンパスで開催されました。
このワークショップは、世界の子どもたちがホリデーカードを交換し合うことにより、自国と他国との文化を相互に学び、異文化コミュニケーションへの興味を育て、国際的視野を養い、そして世界の人々の多様性を学ぶことを目的とするものです。昨年度に引き続き、今年2年目の開催となります。2017年は、台湾、ルーマニア、スロベニア、ロシア、スペイン、メキシコの6か国、計8校がパートナー校となりました。今回実施するワークショップは、JEARN Tokyo Youth Projectからの協力要請に、「教育プロジェクト」が応える形で実現しました。今回を含め3回にわたって実施するワークショップは、運営をJEARNと教員が行うだけでなく、学生(短期大学部学生21名、大学生1名)たちがボランティアでファシリテータを務めるなどの支援をするほか、本学渋谷キャンパスの教室を会場として使用します。
第1回目のワークショップでは①海外のパートナー8校の国の文化を学ぶ、②日本のお正月について学ぶ、③獅子舞の発表、③海外の学校に送るビデオレターための撮影、④「お正月」の歌の合唱という活動が行われました。本学学生たちは、子どもたちがクイズに答えたり海外に紹介する内容を考えるファシリテータを務め、子どもたちの日本のお正月の文化についての発表の様子を、相手校に送るビデオレター用にカメラやビデオにおさめる活動を行いました。
参加者は、子どもたち16名(7歳~13歳)で、保護者を含めると30名近くが参加し、ワークショップの中では多田純也氏による「獅子舞」の実演があったり、また「お正月」の合唱を行ったり、盛会のうちに第1回のワークショップを終了しました。
参加してくれた子どもたちからは「いろんな国の旗揚げクイズでは、いろんなことを学べました。日本の獅子舞を見てとても面白かったです。」「海外のことが分かって面白かった。ビデオレターが海外から届くのが楽しみ」「お姉さんたちが盛り上げてくれたので、とっても楽しかったです。次も参加するのでとても楽しみにしています。」、保護者からは 「ビデオレターを海外に向けて送るのは面白い」「人見知りの我が子にも親切に接していただきありがとうございました。」「外国の人と友達になるためには、まず日本のことを知る必要があること気付かせていただきました。」など、アンケートで好意的な感想をいただきました。
第2回目は12月17日(日)で、英語でホリデーカードを書き、海外のパートナー校に送る準備を行うワークショップを実施する予定です。
※「実践女子大学?実践女子大学短期大学部教育プロジェクト」とは?
本学で新たな教育手法の開発、実践に取り組むもので、本学学生または社会人に対する実験的授業や講座を実施するプロジェクトです。本プロジェクトは、「学生の発信力育成プロジェクト(リーダー:短期大学部英語コミュニケーション学科?三田薫教授)」として短期大学部を中心に実施しています。