東日本大震災支援ボランティアの活動報告会を行いました
10月2日、本学渋谷キャンパスにて、東日本大震災岩手県宮古市支援プロジェクトの報告会が開催されました。これは、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮古市を支援するため、本学学生?教職員?大学関係者が一体となって行ってきたボランティア活動についての報告会で、被災地の復興の様子や活動の成果について、毎年報告を行っています。震災以来、今年で6年目となります。
報告会では、8月21日から24日までの4日間の間に、1泊2日ずつ4班に分かれ、岩手県宮古市に滞在しながら実施したボランティア活動の内容と、宮古市で水揚げされたさんまが使われる「目黒のさんま祭り」でのボランティア活動について報告が行われました。
さまざまなイベントを通しての現地の方々との交流や目黒のさんま祭りでの活動の様子が、写真やエピソードを交えて報告されました。また自分たちが企画した活動だけではなく、被災地での防災学習の時間も参加した学生にとっては印象深い体験となったようで、震災とその後の復興や防災について現地でしか得られない学びが紹介されました。そして、これから自分たちが伝えていかなければならないという言葉が何度も聞かれました。
10月15、16日に渋谷キャンパスで、11月12日、13日に日野キャンパスで開催される本学学園祭(常磐祭)でも、今回の報告内容が発表される予定です。常磐祭でさらに分かりやすい良い発表ができるように、この日の報告会後に運営委員を中心に打合せも行われました。
また本プロジェクトをきっかけに、週末などを利用して自主的に宮古市でのボランティア活動に参加する学生もおり、様々な形で支援活動の輪を広げています。10月10日には本プロジェクトの学生2名が、8月末に発生した台風10号による大雨で被害を受けた宮古市にて、側溝にたまった泥の撤去作業などの災害ボランティア活動に参加しました。