槙 究 色彩研究紹介

 

では、配色の好みは共通か?

配色の好みに普遍的な傾向はあるか(under constructing)

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 それでは、配色ということになるとどうだろう。色の好みはさまざまだとしても、配色となれば、パステルトーン同士は調和するとか、赤系統でまとめると調和するとか、グラデーションにすると調和するとか、そういう規則性みたいなものもありそうだ。そして、そういうものに調和を感じるのが一般的だとしたら、法則みたいなものを作れるのではないだろうか。

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 配色の研究は、単色の累乗でサンプル数が増えるので、難しい。100色を使って2色配色を作れば100×100=10,000サンプル。3色なら1,000,000サンプル。百万ですよ。評定実験は、現実的ではないですね。ひとまず、2色配色でやってみました。55×55÷2(左右の違いは無視した)=サンプル。これでも大変ですが、きちんとやってもらえそうな人に被験者になってもらって、きちんとやってもらえるようお願いして。

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 実は、この実験はまだ論文にしていない。なので、そのうちここに現れるという予告に留めておく。

※紹介した研究の詳細は....槙 究、:多数の配色の印象評価、日本色彩学会誌、参照となる予定 LinkIconPDF