槙の色彩調和論
色彩調和論は1つにはなり得ない
古来、多くの人物が色彩調和論を唱えてきた。シュブルール、ニュートン、オストワルト、ムーン&スペンサー、ドアのカラーキープログラム....。それらは、基本的には一つの調和論だ。しかし、これまで見てきたように、調和する色の組み合わせは、配色以外の条件によっても大きく変化する。それならば、その条件を明らかにし、状況を整理することこそが、実際に当てはめることができる色彩調和論の成立に不可欠な条件ということになろう。
そのような条件をパッと見つける方法はない。怪しい臭いがする場所を丹念に洗い出していく作業に依拠して、ひとつひとつ明らかにしていく他はない。
したがって、もしかするとそれは、終わりのない道程なのかも知れない。
横軸が落ち着き?まとまり、縦軸が明るさ?面白みの軸
オフィス街、商業地域、住宅街の区別に拠らず、右上になるほど好まれる?美しいと感じられる
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※紹介した研究の詳細は.... 参照PDF