2010年11月

「公開講座」2010.11.29

27日、大学では公開講座が開催されました。
産業技術総合研究所の
西田佳史氏をお招きし、
「子どもの安全のためのデザイン」について
お話をしてくださいました。

講座では、事故予防の考え方や
障害データの分析と活用について
わかりやすく、詳しくお話を聞くことができました。

子どもは想定外な行動をとることがあるので
事故を予防するのはなかなか難しいことだと思います。
そのため事故予防は1つの専門だけでなく色々な分野が関わり
色々な視点から考えて製品を作ることが必要ですね。
勉強になる講座でした。
(S. Doshida)

「宇宙での快適な生活について」2010.11.18

今日は生活環境学科の講演会ということで、
宇宙航空開発研究機構の山口孝夫さんが、「宇宙での快適な生活について—人間工学的な技術の応用—」というテーマで講演を行ってくださいました。

山口さんは、宇宙航空研究開発機構の
有人宇宙技術部?有人宇宙技術開発グループ長を務め、
宇宙飛行士の募集と選抜、宇宙飛行士の訓練、
次世代宇宙服の研究などを行っている
宇宙飛行士の生活に関するスペシャリストともいうべき人です。

講演では宇宙飛行士が宇宙でどのような生活をしているか、
また、快適に生活するためにどのような工夫がされているのかなど
若田宇宙飛行士の映像を交えながら、
わかりやすく、詳細に説明してくださいました。

無重力状態で上半身の血流量が増え、
足が細く、上半身が大きくなるため
宇宙飛行士はそれに合わせたサイズの服を着たり、
重力のある状態とない状態では姿勢が変わるため、
無重力状態での作業姿勢に合わせて
環境を設計したりするそうです。
「重力がない」というのは単に浮いてしまうというだけでなく、
人間の体型や姿勢まで変化させてしまうのですね。

生活環境学科では
アパレル、住居、プロダクトの分野が勉強できますが、
通常、これらを考える時、私たちは日常生活の中での
アパレル、住居、プロダクトというものに限定して考えがちです。
私たちはすでに快適な日常生活を送っていて、
快適とは?ということについて、それほど躍起になって考える
必要がないような気がしてしまいます。
でも、宇宙のような無重力で、閉鎖的で、
常に命の危険にさらされた特殊環境ということになると、
宇宙飛行士のストレスを低減するために
快適なアパレルとは?住居とは?プロダクトとは?ということが
非常に重要な課題であると感じました。

とても興味深いお話が聞けて、本当に勉強になりました。
山口さん、どうもありがとうございました。
(A. Takahashi)

「ついに」2010.11.10

今週末は常磐祭です。
アパレルデザイン研究室では、
毎年恒例のファッションショーを行ないます。
今年は「人間讃歌」というテーマを、
無垢?迷?恩信?凛というグループに分かれて衣装で表現します。

4月にファッションショーをやると決めてから、どんなテーマや構成にするのか、何時間も話し合ってきました。
また考えてきたデザイン案も話し合いの末、やり直しになったり、
生地屋さんに希望の布が売っていなくて、色々なお店を回ったり、
今まで色々な事がありました。
今は14日の本番に向けて毎晩遅くまで、衣装作りを頑張っています!

何もかも手づくりのファッションショーですが、
お時間のある方は是非いらしてくださいね。

企画?製作?演出:
   アパレルデザイン研究室
舞台:環境デザイン研究室
日時:11月14日(日)
   第1回13:00?13:30
   第2回14:30?15:00
会場:香雪記念館大教室

→生活環境学科の常磐祭のページです

(S. Takahashi)

「常磐祭準備!」2010.11.04

11月に入りました。
13、14日に常磐祭が開催されます。
もちろん生活環境学科も参加しますよ!

環境デザイン研究室では、ファッションショーの舞台設置、
ゲートの設置、燦広場のイルミネーション制作、
研究室の廊下に和紙で作成した照明を展示する予定です。
チームに分かれて作業をしていますが…
なかなか思うように進んでいないようです。
頭で思い描いていたことをカタチにしてみるのは
なかなか難しいことなんですね。

写真は舞台、ゲート設置の模様です。
裏側をお見せするのはあまりよくないのかもしれませんが…
学生たちの頑張っている様子が伝わればと思います☆
当日はこの舞台を、アパレルデザイン研究室の学生たちが制作した衣装を着て、学生のモデルが歩きます。
衣装も舞台も全て手作りのファッションショー、見に来てくださいね?

他にも様々なイベントを用意しておりますので、
ぜひ遊びにきてください☆
(M. Shinno)