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福田清人文庫

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文庫構成

児童文学作家、文芸評論家として日本文学界に貢献した福田清人(1904-1995)の旧蔵書、書簡、原稿類、著作、編集に携わった児童書?絵本類から構成される。

(1) 著作、著書
(2) 自筆原稿、雑誌?新聞切抜
(3) 児童文学と教育関係書
(4) 日本近代文学関係の蔵書
(5) 東京都近代文学博物館(2002年閉館)の福田清人関係資料

本学所蔵の経緯

福田清人は、1950年から本学?実践女子学園短期大学教授、1952年から本学?実践女子大学教授となる。1958年3月に本学を退職し、立教大学、立教女学院短期大学を経て、1973年に再び本学の教授となり、1977年3月に退職した。1990年から数回に渡り、旧蔵書が立教女学院短期大学図書館に寄贈されたが、同短期大学が2019年度をもって閉学した。福田が本学で教鞭を執った縁もあり、近代文学研究と児童文学研究の推進のために、本学図書館が同文庫を継承することになった。

集書者

福田清人(1904-1995)
日本の児童文学作家、文芸評論家。東京帝国大学在学中から小説を発表し、昭和4年(1929年)第一書房に入社、戦前期の国際的な文芸?文化誌である『セルパン』等の編集長を務める。『新思潮』、『文芸レビュー』等の同人雑誌に参加し、昭和8年(1933年)に第一短編集『河童の素』を刊行、以後『脱出』『生の彩色』等を刊行した。戦後、児童文学に転じ、昭和30年(1955年)に日本児童文芸家協会を結成、昭和37年には滑川道夫らと日本児童文学学会を設立した。代表作に『岬の少年たち』『天平の少年』、自伝的三部作『春の目玉』『秋の目玉』『暁の目玉』『長崎キリシタン物語』『咸臨丸物語』などがある。 参考:『新訂作家?小説家人名辞典』(日外アソシエーツ 2002)

所蔵場所

日野、渋谷の両キャンパスで所蔵している。以下が所蔵の目安である。

渋谷キャンパス図書館:
(1) 著作、著書
(2) 自筆原稿、雑誌?新聞切抜

日野キャンパス図書館:
(3) 児童文学と教育関係書
(4) 日本近代文学関係の蔵書
(5) 東京都近代文学博物館(2002年閉館)の福田清人関係資料


日野キャンパス

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渋谷キャンパス

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